COVIREGI-JP ダッシュボードについて
2022 年 4 月 6 日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
大曲 貴夫
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター（略称:NCGM）国際感染症センターは、
「COVID-19 に関する
レジストリ研究（COVIREGI-JP）
」
（新興・再興感染症データバンク事業ナショナル・リポジトリ（ＲＥＢＩＮＤ）
内で実施）に登録されたデータを活用したダッシュボードを作成・公開いたしました。（URL：https://covidregistry.ncgm.go.jp/dashboard/）
。重症患者の推移、年齢男女構成、症状、併存疾患、薬物治療、呼吸補助治
療、喫煙状況などを俯瞰することができます。また、利用者が関心のある地域や期間を指定して、その範囲にお
ける症例の情報を表示することができます。

【機能紹介（利用イメージ）】

【注意事項】
本研究は入院患者を対象にしており、参加と登録は任意で行われています。地域で登録状況が異なり、国内の
状況をそのまま反映しているものではありません。解釈には十分ご注意ください。閲覧に際しては以下の点にご
注意ください。
・重症度定義：
軽症 ：中等症・重症以外
中等症：入院中に酸素が必要であった症例
重症 ：入院中に挿管・ECMO（体外式膜型人工肺）が必要であった症例
・登録症例
本研究に参加され任意での登録が終了した報告数であり、実際の都道府県別の入院数を示しているわけでは
ありません。患者退院後にデータが登録されるため、登録までに一定の時間を要します。入院が長期化した症
例は反映されていない可能性があります。また、データクリーニング途中のデータも含まれています。
・層別化情報
都道府県および月単位の情報を、ユーザーが選択して表示が可能です。
・その他
欠損値など対象症例の問い合わせ対応中項目は、不明として含めています。
＊本データは、REBIND（https://rebind.ncgm.go.jp/）内で、COVID-19 に関するレジストリ研究のデータ
を早期公開しています。