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【資料1-3】部会におけるこれまでの議論 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25122.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和4年度第1回 4/11)《厚生労働省》
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3.血液検体等の侵襲性に関するご意見


侵襲性のほか、血液自体に起因する感染性などのリスクがあるため、どのように取
り扱うのかといった点を慎重に考えていかなければいけない。



OTC化の可否の判断において極めて重要な点は、血液を含む感染性検体を扱うこ
とが公衆衛生上のリスクであって、感染防止の観点が理解されていないという根本的
な問題があるということを理解しなければいけない。



指導がしっかり行われていれば取り扱えると感じてはいるが、低侵襲性という言葉
が意味するところについて、例えばどのくらいの血液の量であればリスクがあるのか
安全なのかといった扱い(基準)を具体的に整理した方がいい。



低侵襲性であるか否かは、それが保障される医療下でトレーニングして、かつ何か
問題があったらすぐに医療機関にかかれるということが議論の前提。



受診機会、自覚症状に乏しい等と回答した人が、実際に最初から使っていいという
こととは違う。



医療へのアクセスが良い日本の場合、薬局もアクセスが良く相談しやすいので、健
康相談に乗ってくれるが、諸外国の場合は、医療に対してフリーアクセスではないた
め、セルフケアという範疇でいろいろなことが行われている。日本では当てはまらな
いことが非常に多いのでしっかり見ていかないといけない。

4.使用者の行動に関するご意見


医療機関への受診、診断及び重篤化防止の機会を逃すといったリスクがあってはな
らない。



受診機会を逃さないようにすること自体が非常に難しい中で、逆に放置することを
許してしまうことがあってはならない。



検査値のことを医療者であれば知っているということを前提に考えていかなけれ
ばいけない。そのため、受診につなげることが重要であることは当たり前。(再掲)

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