よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


別添1 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ari.html
出典情報 「急性呼吸器感染症サーベイランス実施に向けた準備について(依頼)」の一部改正について(2/4付 通知)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

※太下線は、前回の通知から変更された箇所

別添1

急性呼吸器感染症定点/病原体定点の指定について
第1 目的
急性呼吸器感染症(以下「ARI」という。)の定義に合致する症例数及び収
集された検体又は病原体から、各感染症の患者数や病原体等の発生数を集
計し、国内の ARI の発生の傾向(トレンド)や水準(レベル)を踏まえた、流
行中の呼吸器感染症を把握することを目的にしています。
第2 実施の概要
ARI 定点/病原体定点として指定された医療機関は、法第 14 条の規定に基
づき、ARI と診断した患者について保健所に報告、同病原体定点にて収集さ
れた検体を地方衛生研究所へ提出をお願いします。
(参照)平成 11 年3月 19 日付け健医発第 458 号厚生省保健医療局長通知
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行に伴う感
染症発生動向調査事業の実施について」
第3 ARI 定点/病原体定点の基本的な考え方
➢ 令和7年4月7日以降、ARI を5類感染症に位置づけ、法第 14 条に基づ
き、ARI 定点からの届出により発生動向を把握します。
➢ 各都道府県は、原則として、既存のインフルエンザ/COVID-19 定点及び
小児科定点を活用し、第4に記載の設計に基づき、ARI 定点/病原体定点
を指定します。
➢ ARI 定点/病原体定点は、以下のとおり運用いたします。
・ARI 定点:症例定義(咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1
つ以上の症状を呈し、発症から 10 日以内の急性的な症状であり、かつ
医師が感染症を疑う外来症例)に一致し、急性呼吸器感染症と診断され
た患者について、週1回、患者数を報告
・ARI 病原体定点:
・ARI 定点にて探知された症例から検体(※)を採取し、地方衛生研究
所へ提出
・検体の選定法は、原則、ARI 病原体定点の営業日のうち週はじめから
数えて第2営業日に収集された、はじめの5検体を目標に提出(例え
ば、月曜日~土曜日が営業日の場合、第2営業日の火曜に来院し、急
性呼吸器感染症と診断された患者(症例定義に一致し、急性呼吸器感
染症と診断された患者)のうち、はじめの1~5人目までの患者から
採取した検体)
※検体は、鼻咽頭拭い液が推奨されますが、鼻腔拭い液、鼻汁(鼻
水)、鼻腔吸引液(希釈せず、吸引したものをスワブで採取)でも差
し支えありません
第4 ARI 定点/病原体定点の設計及び調整方法
1. ARI 定点/病原体定点の設計
➢ 小児科定点
小児科を標榜する医療機関(主として小児科医療を提供しているもの)
1