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参考資料3 中和抗体薬及び経口薬について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第80回 4/13)《厚生労働省》
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経口抗ウイルス薬「パキロビッドパック」について
1.治療薬の概要
成分名
種別
対象患者
備考

パキロビッドパック
(成分名:ニルマトレルビル/リトナビル)
低分子化合物

製造販売業者
投与方法

ファイザー
1日2回、5日間経口投与

重症化リスク因子を有する軽症から中等症Ⅰの患者
 R4.2.10特例承認
 一部の抗凝固薬、降圧剤、抗不安薬等は併用禁忌とされている。
 腎機能が低下している患者に処方する際は、用量調整が必要。

2.活用方法
 本剤には併用禁忌の薬剤が多数あり、専門家からも当初は慎重な投与が必要との意見があったことから、令
和4年2月27日までは試験運用期間として実績を積み上げ、28日以降、全国の医療機関の入院・外来で
処方を可能としている。
※「パキロビッドパック」の処方を行う医療機関や配送を行う薬局は、製薬会社(ファイザー株式会社)が運営する専用ウェブ
サイトを通じて、施設名や住所などの情報を登録、薬剤の発注を行う。ファイザー株式会社から、発注を行った医療機関・薬
局に薬剤を配送する。
※薬局を通じた院外処方については、実績が得られ次第、順次拡大。

3.取組状況
 合計200万人分を確保。投与を希望する医療機関・薬局の登録を進めるとともに、発注があった医療機関・薬
局には配送を開始。4月12日時点で、
・約3,000の医療機関と約300の薬局が登録を終え、
・このうち、約1,900の医療機関・薬局に対して、約11,400人分の薬剤が配送され、約4,000人に投与され
ている。

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