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資料1-3 評価技術の概要 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25542.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第133回 5/19)《厚生労働省》
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医療技術の概要
子宮頸癌患者を対象としたda Vinciサージカルシステム(DVSS)による
ロボット支援広汎子宮全摘出術
(先進性)当該医療の先進性は、従来の腹腔鏡手
術の利点である低侵襲を保持した上で、腹腔鏡手
術の完成度を飛躍的に向上し得る点にある。3次元
視野、自由度の高い鉗子、手ブレ防止機構などを
有する当該機器使用の手術は、低侵襲性、確実性
、機能性に関して外科手術手技の革命と言っても
過言ではない多くの利点が得られる可能性がある


サージョン
コンソール

腹腔内術野

外観

(概要)根治的広汎子宮全摘出術は、比較的早期の子宮頸癌に対する最も一般的な治療法であるが、小骨盤腔
の狭く深い部位での手術操作を余儀なくされることから手技的難易度は高く、他の開腹手術に比べて出血量
が多くなる侵襲性の高い術式である。一方、腹腔鏡手術は、開腹手術に比し出血量が少なく、術後疼痛が軽微
であるなど多くの利点を有するが、開腹手術に比べ難易度の高い術式であることは否めない。本臨床研究では
、出血少量手術成功を主要評価項とすることでロボット支援広汎子宮全摘出術のメリットとして期待される低
侵襲性を評価する。出血量少量(出血量300ml以下)かつ切除断端陰性を達成できた場合の出血少量手術成功
について、従来の腹式広汎子宮摘出術をヒストリカル・コントロールとして比較検討する。
子宮枝

膀胱静脈

(効果)開腹手術に比し、出血量の減少、入院
期間の短縮などが認められ、また従来の腹腔鏡
手術に比し手技の習得が格段に容易であるため
習熟期間が短く、導入期であっても良好な手術
成績が残せる。手術成績に加え導入期の患者側
のデメリットを大幅に軽減できることが従来の
開腹手術・腹腔鏡下手術との大きな相違点とな
る。
下腹神経

尿管

下腹神経

深子宮静脈

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