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資料2-2 指摘事項に対する回答 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25542.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第133回 5/19)《厚生労働省》
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先進医療総括報告書の指摘事項に対する回答1
先進医療技術名: 重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死
ドナー又は心停止ドナーからの膵島移植
2022 年 5 月 9 日
(京都大学/福島県立医科大学・穴澤貴行)
1.考察と全般的結論において、
「ベータ分布 Beta(12,5)を事前分布として採
用し、ベイズ流に達成割合の事後確率を推定した。達成割合 40%を超える確
率が 99.9%であり、目標となった 90%を超えた。」とあるが、事前分布において
達成割合 40%を超える確率が元々何%であったのかを追記していただきたい。
その上で、事後分布の解釈に誤解が生じることを避けるため、事前分布に用いた
先行研究の 17 例分の情報に本試験で 8 例の情報が追加されたものであることの説
明・考察の追記をご検討願いたい。
【回答】
事前分布として、本試験が計画された 2009 年当時まで実施された膵島移植症例
17 例中 12 例が本臨床試験の主要エンドポイントに関する成功例と考えられる
点を考慮し、事前分布としてベータ分布 Beta(12,5)を採用いたしました。事前分
布において達成割合 40%を超える確率は 99.5%でありました。本試験では 8 例
の情報が追加されベイズ流に達成割合の事後確率を推定したところ、達成割合
40%を超える確率が 99.9%であり、目標となった 90%を超えております。以上の
内容を『考察と全般的結論』の部分に記載いたしました。

以上

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