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風疹に関する疫学情報:2022年5月18日現在 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html |
出典情報 | 風疹に関する疫学情報:2022年5月18日現在(5/24)《国立感染症研究所》 |
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地域別報告数
第 19 週は、全都道府県で報告がなかった(図 5)
。
第 14 週には福岡県から 1 例、第 18 週には埼玉県から
1 例報告があり、2022 年は第 19 週時点で全国から 2 例の報告がみられている(図 4, 7)
。
人口 100 万人あ
たりの患者報告数は全国で 0.02 人であり、福岡県が 0.19 人、埼玉県が 0.14 人であった(図 6)。
図4 都道府県別病型別風疹累積報告数(2022 年第 1~19 週) (n=2)
図5 都道府県別病型別風疹報告数(2022 年第 19 週) (n=0 )
図6 都道府県別人口百万人あたり風疹報告数(2022 年第 1~19 週) (n=2)
図7 都道府県別風疹報告数 (2022 年 第 1~19 週)(n=2)
1
1
症状
第 19 週までに報告があった 2 例のうち、発疹の記載があったのが 2 例、発熱が 1 例、咳が 1 例、結膜
充血が 1 例、関節痛・関節炎が 1 例であった。
検査診断の方法
第 19 週までに報告があった 2 例は、ともに血清 IgM 抗体の検出により診断されていた。風疹の届け出
については、迅速な行政対応を行うため、臨床診断をした時点でまず臨床診断例として届出を行うとと
もに、血清 IgM 抗体検査等の血清抗体価の測定の実施と、都道府県等が設置する地方衛生研究所でのウ
イルス遺伝子検査等の実施のための検体の提出をしていく必要がある。血清 IgM 抗体検査は発疹出現か
ら 4 日目以降に実施する必要があるが、PCR 検査は発疹出現後 7 日以内に検査する必要があり、注意が
必要である。
2
第 19 週は、全都道府県で報告がなかった(図 5)
。
第 14 週には福岡県から 1 例、第 18 週には埼玉県から
1 例報告があり、2022 年は第 19 週時点で全国から 2 例の報告がみられている(図 4, 7)
。
人口 100 万人あ
たりの患者報告数は全国で 0.02 人であり、福岡県が 0.19 人、埼玉県が 0.14 人であった(図 6)。
図4 都道府県別病型別風疹累積報告数(2022 年第 1~19 週) (n=2)
図5 都道府県別病型別風疹報告数(2022 年第 19 週) (n=0 )
図6 都道府県別人口百万人あたり風疹報告数(2022 年第 1~19 週) (n=2)
図7 都道府県別風疹報告数 (2022 年 第 1~19 週)(n=2)
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症状
第 19 週までに報告があった 2 例のうち、発疹の記載があったのが 2 例、発熱が 1 例、咳が 1 例、結膜
充血が 1 例、関節痛・関節炎が 1 例であった。
検査診断の方法
第 19 週までに報告があった 2 例は、ともに血清 IgM 抗体の検出により診断されていた。風疹の届け出
については、迅速な行政対応を行うため、臨床診断をした時点でまず臨床診断例として届出を行うとと
もに、血清 IgM 抗体検査等の血清抗体価の測定の実施と、都道府県等が設置する地方衛生研究所でのウ
イルス遺伝子検査等の実施のための検体の提出をしていく必要がある。血清 IgM 抗体検査は発疹出現か
ら 4 日目以降に実施する必要があるが、PCR 検査は発疹出現後 7 日以内に検査する必要があり、注意が
必要である。
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