 過去の経験からも、今夏には大きな流行が生じることが推定される。イ
ベントや渡航について社会的制限を求めない方針とするならば、若者層
を中心とした急速な感染拡大が生じることを想定しておく必要がある。

 オミクロン株以降、感染力は増しているが、病原性は明らかに低下して
いる。こうした変化を踏まえ、検査や受診を推奨する対象、外出自粛の
対象や期間について考え方を整理する必要がある。
 コロナは過ぎ去っておらず、医療と介護の現場では「災害」が続いてい
る。今後も流行が繰り返されるなかで、ウィズコロナを選択した場合の
リスクと心構え、求められる行動についての説明が求められている。

沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部・医療コーディネーター一同

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