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資料1-3 地域における薬剤師サービスの提供について(論点に対する意見)(第4回ワーキンググループ積み残し分) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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令和4年5月 19 日

第5回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ

R4.4.19 第4回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関する WG 資料2-3(改)

資料1-3

令和 4 年 4 月 19 日
(一部改:令和 4 年 5 月 27 日)
日 本 薬 剤 師 会

地域における薬剤師サービスの提供について(論点に対する意見)

Ⅰ.多(他)職種連携、病院薬剤師との連携(薬薬連携)
○ 医療提供・医薬品提供の体制を構築するには、地域医療に関わる関係者や行政による
相互の信頼関係の構築が重要。そのためには、日頃の会合や研修会などを通じた顔の
見える関係を構築することで医療・介護関係職種等による課題解決のための機会を継
続的に持つことが有効。
○ 医師と薬剤師がその患者の薬物療法に必要な情報を適時・的確に双方が共有するため
の取組(医薬連携)を進めていくことが必要。
○ 例えば外来においては、検査値や病名、健診結果等の情報、在宅医療においては、退
院時や患家でのカンファレンスへの薬局薬剤師の参加等が有用と考える。
○ 効果的な医薬連携のためには、医師と薬剤師が必要な情報を適時的確に共有すること
が重要。その推進のための手段として、薬局に勤務する薬剤師(以下、薬局薬剤師と
いう。)と医療機関に勤務する薬剤師(以下、病院薬剤師という。)との連携(薬薬連
携)をより一層推進することで、入院時、退院時、外来(調剤時のみならず服薬状況
のフォローアップも含む)それぞれの状況に応じた情報連携の質が高まる。
○ そのためには、患者が所持するお薬手帳に加えて、連携に必要な文書の様式(例:薬
剤管理サマリー、トレーシングレポート等)を地域で定め運用することや、薬剤師同
士だけではなく、医師、看護師や他職種も含めて共有しあえることが重要。また仕組
みづくりと各者の相互理解を深めるため、薬局薬剤師の病棟でのチーム医療研修の実
施なども有用である。

【在宅医療について】
○ 今後増加する在宅医療のニーズに対応するためには、地域の薬局全体で在宅医療を支
えていく体制が必要。
○ 地域住民が確実に薬剤師サービスを利用できるよう、地域薬剤師会が中心となって、
組織的に、地域の各薬局の具体的機能を把握かつ情報発信を行うこと、そして各薬局
はその取組に協力することが重要。
○ 退院時や患家でのカンファレンスについては、対面での参加が困難な場合などにはオ
ンラインを活用するなど、薬局薬剤師が積極的に参加できる機会を増やすための取組
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