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参考資料3 中和抗体薬及び経口薬について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第86回 6/1)《厚生労働省》
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経口抗ウイルス薬「ラゲブリオ」について
1.治療薬の概要
販売名
種別
対象患者

備考

ラゲブリオカプセル
(成分名:モルヌピラビル)
低分子化合物

製造販売業者
投与方法

MSD
1日2回、5日間経口投与

重症化リスク因子を有する軽症から中等症Ⅰの患者
 R3.12.24特例承認
 妊婦又は妊娠している可能性のある女性は投与禁忌とされている。
 本剤を処方する医療機関は、投与後に定期的なフォローアップが必要。また、製造販売業者は、承認後一定
期間は全例調査を実施。

2.活用方法
 「ラゲブリオ」は、入院から外来まで様々な場面で活用が可能。
・基幹的な医療機関においては、入院等の場面で直接、患者に処方
・診療所などで外来で処方する場合には、地域の薬局が医療機関から処方箋を受け取り、処方箋の情報に基づ
いて患者宅へ配送(患者は薬局への来所は不要)
※「ラゲブリオ」の処方を行う医療機関や配送を行う薬局は、製薬会社(MSD株式会社)が運営する専用ウェブサイトを通じて、
施設名や住所などの情報を登録、薬剤の発注を行う。MSD株式会社から、発注を行った医療機関・薬局に薬剤を配送する。

3.取組状況
 合計160万人分を確保。投与を希望する医療機関・薬局の登録を進めるとともに、発注があった医療機関・薬
局には配送を開始。令和4年5月31日時点で、
・約30,100の医療機関と約20,700の薬局が登録を終え、
・このうち、約25,000の医療機関・薬局に対して、約276,800人分の薬剤が配送され、約190,100人に投与
されている。

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