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資料1 直近の感染状況等の分析と評価 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第87回 6/8)《厚生労働省》 |
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<今後の見通しと必要な対策>
○ 感染状況について
• 新規感染者数について、全国的には概ね全ての地域で報告数の減少傾向が続いている。地域別に見ると、直近1週間の移動平
均について、首都圏、愛知県、大阪府や福岡県などの大都市部に加え、一部の地方都市では昨年夏のピーク時を下回る状況と
なっている。一方、沖縄県では全国で最も高い状況が続いているものの、直近の約3週間は減少がほぼ継続している。
• 年代別の新規感染者数では全ての年代で減少が継続しており、地域別で見ても概ね同様の傾向が継続している。
• 新規感染者の感染場所について、高齢者福祉施設、保育所等、事業所及び飲食店における割合が高止まりしている。また、足下
の数日では、学校等、病院及び障害者福祉施設における割合が増加基調となっている。
• 新規感染者数については、GW明けに一旦増加傾向となったが、その後、減少傾向が継続している。今後の感染状況について、
大都市部の短期的な予測では減少傾向の継続が見込まれるが、①ワクチンの3回目接種と感染により獲得された免疫は徐々に
減衰していくこと、②6月は梅雨の時期であり、人流は比較的抑制される傾向にあるが、7月以降は夏休みの影響もあり、接触の
増加等が予想されること、③オミクロン株の新たな系統への置き換わりの可能性もあること等から、夏頃には感染者数の増加も
懸念されるところであり、医療提供体制への影響も含めて注視していく必要がある。
○ 感染の増加要因と抑制要因について
感染状況には、以下のような感染の増加要因と抑制要因の変化が影響するものと考えられる。
【接触パターンについて】夜間滞留人口について、1週間ごとに増減を繰り返す地域もあれば、継続して増加する地域もある。これ
らの中には、昨年末のピークを超える地域もあるため、今後の感染状況への影響に注意が必要。
【流行株について】BA.2系統へ概ね置き換わっており、BA.1系統が優位であった時期と比較すると、減少スピードが遅れる一要因
となりうる。また、BA.2.12.1系統とBA.5系統が国内でも検出されており、モニタリングの継続が必要。
【ワクチン接種等について】3回目接種が進んでいるが、3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、感染予防効果は、より
早く接種を受けた人から今後減弱していくことが予想され、留意が必要。また、これまでの感染により獲得した免疫についても、
今後徐々に減弱することが予想される。
【気候要因について】気温が上昇する時期は、換気を行いやすい気候条件になる。しかし、気温の上昇やこれから梅雨の時期に入
ると、降雨によって屋内での活動が増える場合もある。
○ 医療提供体制について
• 沖縄県では、入院者数、病床使用率や重症病床使用率は減少が続いている。全国的にも、新規感染者数の減少傾向が続いてい
ることに伴い、概ね全ての地域で病床使用率が減少となるとともに、全ての地域で自宅療養者・療養等調整中の者も減少。
• 救急搬送困難事案については、非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに地域差が見られるが、全国的に減少傾向が続いている。
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○ 感染状況について
• 新規感染者数について、全国的には概ね全ての地域で報告数の減少傾向が続いている。地域別に見ると、直近1週間の移動平
均について、首都圏、愛知県、大阪府や福岡県などの大都市部に加え、一部の地方都市では昨年夏のピーク時を下回る状況と
なっている。一方、沖縄県では全国で最も高い状況が続いているものの、直近の約3週間は減少がほぼ継続している。
• 年代別の新規感染者数では全ての年代で減少が継続しており、地域別で見ても概ね同様の傾向が継続している。
• 新規感染者の感染場所について、高齢者福祉施設、保育所等、事業所及び飲食店における割合が高止まりしている。また、足下
の数日では、学校等、病院及び障害者福祉施設における割合が増加基調となっている。
• 新規感染者数については、GW明けに一旦増加傾向となったが、その後、減少傾向が継続している。今後の感染状況について、
大都市部の短期的な予測では減少傾向の継続が見込まれるが、①ワクチンの3回目接種と感染により獲得された免疫は徐々に
減衰していくこと、②6月は梅雨の時期であり、人流は比較的抑制される傾向にあるが、7月以降は夏休みの影響もあり、接触の
増加等が予想されること、③オミクロン株の新たな系統への置き換わりの可能性もあること等から、夏頃には感染者数の増加も
懸念されるところであり、医療提供体制への影響も含めて注視していく必要がある。
○ 感染の増加要因と抑制要因について
感染状況には、以下のような感染の増加要因と抑制要因の変化が影響するものと考えられる。
【接触パターンについて】夜間滞留人口について、1週間ごとに増減を繰り返す地域もあれば、継続して増加する地域もある。これ
らの中には、昨年末のピークを超える地域もあるため、今後の感染状況への影響に注意が必要。
【流行株について】BA.2系統へ概ね置き換わっており、BA.1系統が優位であった時期と比較すると、減少スピードが遅れる一要因
となりうる。また、BA.2.12.1系統とBA.5系統が国内でも検出されており、モニタリングの継続が必要。
【ワクチン接種等について】3回目接種が進んでいるが、3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、感染予防効果は、より
早く接種を受けた人から今後減弱していくことが予想され、留意が必要。また、これまでの感染により獲得した免疫についても、
今後徐々に減弱することが予想される。
【気候要因について】気温が上昇する時期は、換気を行いやすい気候条件になる。しかし、気温の上昇やこれから梅雨の時期に入
ると、降雨によって屋内での活動が増える場合もある。
○ 医療提供体制について
• 沖縄県では、入院者数、病床使用率や重症病床使用率は減少が続いている。全国的にも、新規感染者数の減少傾向が続いてい
ることに伴い、概ね全ての地域で病床使用率が減少となるとともに、全ての地域で自宅療養者・療養等調整中の者も減少。
• 救急搬送困難事案については、非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに地域差が見られるが、全国的に減少傾向が続いている。
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