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資料3勤務医に対する情報発信に関する作業部会について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19356.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第12回 7/1)《厚生労働省》
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勤務医に対する情報発信に関する作業部会について
●開催趣旨


医師の働き方改革に関する制度改正を内容とする「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等
の一部を改正する法律」が令和3年5月21日に成立したところである。今後、それぞれの医療現場において医師の働き方改革を進め
るには、現場の勤務医に対する周知が不可欠である。

○ しかしながら、勤務医に対しては、多忙ゆえに情報が届きにくい傾向があり、医師の働き方改革の推進に関する検討会の中間とり
まとめにおいても、効果的な情報発信・周知の方策についての検討の必要性が指摘されている。世代、診療科、勤務地域等の違いを
考慮し、医師の情報選択行動の特性に合わせた効果的な情報発信が求められる。


一方、医師を含め、医療関係者の意識改革や行動変容を促していくための周知方法を検討するに当たっては、長時間労働を行いつ
つ、強い使命感を持って地域医療を支えている医師が存在することを念頭に、単に医師の労働時間の上限規制に関する周知のみを目
的とするのではなく、必要な医療提供体制の維持と勤務医の健康の確保の両立の議論であることを適切に発信することが重要である。



これらの点に留意しつつ、これまで検討会で議論されてきた医師の働き方改革の内容を広く勤務医に伝えるための方法論について、
本作業部会を開催することとし、当事者や情報発信の専門家等の参集を得て検討を行い、今後の周知広報の基礎とする。

◆医師の働き方改革の推進に関する検討会

中間とりまとめ(令和2年12月22日)

抜粋

医師の働き方改革を進めるためには、行政をはじめとする様々な立場からの取組が不可欠であり、各関係者の意識改革や行動変容を促していく必要がある。
そのためには、まず、医師の働き方改革に関する検討の状況や今後の見通し等について情報発信を行い、周知することが重要である。
特に、当事者である医師に対しては、多忙であるがゆえに情報が届きにくい傾向があり、効果的な情報発信・周知の方策について検討が必要である。

●主な論点と成果物のイメージ
作業部会
対象の分析

ゴールの設定

・勤務医の情報
選択行動

・どのような
マインドセット
への変革を促し
ていくか

・働き方改革
への認識

広報内容・手法の検討
勤務医の属性(世代、診療科、
地域等)ごとの
・発信するメッセージの内容
・効果的な発信媒体

勤務医に対する
情報発信の方法論
の作成

方法論に基づき
情報発信を実施