災害医療体制とドクターヘリに関する議論の経緯
2011年
（平成23年）

東日本大震災
● 「災害医療等のあり方に関する検討会」
① 消防機関等からの要請がなければ緊急出動ができないこと
② 災害時におけるドクターヘリの運航要領が各都道府県で策定されていないこと
③ 大規模災害時における全国規模でのドクターヘリの運用体制が確立されていないこと

2013年
（平成25年）

● 「航空法施行規則の一部を改正する省令」（平成25年国土交通省令第90号）
航空法施行規則（昭和27年運輸省令第56号）の一部を改正。第176条に次の１号を加える。
三 救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法（平成十九年法律第百三号）第五条第一項に規
定する病院の使用する救急医療用ヘリコプター（同法第二条に規定する救急医療用ヘリコプターをいう。）であつて救助を業
務とするもの

● 「航空法施行規則第176 条の改正に伴うドクターヘリの運航について（通知）」（平成25年11
月29日付け医政指発1129第１号厚生労働省医政局指導課長通知）
平時に置ける消防機関等の依頼又は通報に基づかない運航について
災害時の運航について

2015年
（平成27年）

● 救急・災害等の課題に対する研究会

2016年
（平成28年）

平成28年熊本地震

－災害時のドクターヘリ参集方法について

● 「医療計画の見直し等に関する検討会」
－平成28年熊本地震の医療活動について

● 「大規模災害時におけるドクターヘリの運用体制構築に係る指針について」（平成28年12月５
日付け医政地発1205第１号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知）
平時からの体制整備について
大規模災害時の参集方法について
被災地内でのドクターヘリの活動について

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