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資料2 母子健康手帳に関する主な論点と今後の対応案(1) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26130.html |
出典情報 | 母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会(第2回 6/30)《厚生労働省》 |
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1. 母親の精神状態などの記載について
【現状・経緯】(参考資料2スライド 2~13 参照)
・現行の母子健康手帳には、
「出産後の母体の経過」や「保護者の記録」に養
育者の精神状態を記載する項目が設けられている。
・一方で、全国統一の乳幼児健康診査問診票において、
「お子さんのお母さん
はゆったりとした気分でお子さんと過ごせる時間がありますか」
「あなたは、
お子さんに対して、育てにくさを感じていますか。」等の質問項目により、
母親の心理的状況等を把握している。
・退院直後の母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行い、産後も安心
して子育てができる支援体制の確保を行う産後ケア事業については、母子保
健法の一部を改正する法律(令和元年法律第 69 号)により、市町村の努力
義務として規定された(令和3年4月1日施行)。
・産後のメンタルヘルス対策として、1,358 自治体(78.0%)は、全ての褥婦
を対象に EPDS 等を実施しており、1,195 自治体(68.6%)は EPDS が9点以
上の褥婦の人数(令和2年度は 41,775 名)を把握している。(令和2年度
母子保健事業の実施状況等調査)。
【検討会での主なご意見】
・母親のメンタルヘルスについての記載項目を増やすべきではないか。
・産後ケアの観点から、母親の精神状態に関して、産後 1 ヶ月、3 ヶ月などの
タイミングについても記載できるようにすべきではないか。
・子どもの検診の問診欄に、保護者の心身の問題について記載できるように
して、小児科医が必要に応じて保護者を他科につなげていくようにすべき
ではないか。
・養育環境や養育能力、精神状態については、記載が難しい面もあるのではな
いか。一方で、主観的な健康観や睡眠などについて、経過を追える形で記載
してはどうか。
・最終的に子どもが持つ場合があることを考えると、母の精神状態について
どこまで詳しく記載するかはジレンマが生じるのではないか。
・小児科医の立場からは、母子健康手帳にネガティブなことは非常に書きに
くいため、記載ぶりには配慮が必要ではないか。
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【現状・経緯】(参考資料2スライド 2~13 参照)
・現行の母子健康手帳には、
「出産後の母体の経過」や「保護者の記録」に養
育者の精神状態を記載する項目が設けられている。
・一方で、全国統一の乳幼児健康診査問診票において、
「お子さんのお母さん
はゆったりとした気分でお子さんと過ごせる時間がありますか」
「あなたは、
お子さんに対して、育てにくさを感じていますか。」等の質問項目により、
母親の心理的状況等を把握している。
・退院直後の母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行い、産後も安心
して子育てができる支援体制の確保を行う産後ケア事業については、母子保
健法の一部を改正する法律(令和元年法律第 69 号)により、市町村の努力
義務として規定された(令和3年4月1日施行)。
・産後のメンタルヘルス対策として、1,358 自治体(78.0%)は、全ての褥婦
を対象に EPDS 等を実施しており、1,195 自治体(68.6%)は EPDS が9点以
上の褥婦の人数(令和2年度は 41,775 名)を把握している。(令和2年度
母子保健事業の実施状況等調査)。
【検討会での主なご意見】
・母親のメンタルヘルスについての記載項目を増やすべきではないか。
・産後ケアの観点から、母親の精神状態に関して、産後 1 ヶ月、3 ヶ月などの
タイミングについても記載できるようにすべきではないか。
・子どもの検診の問診欄に、保護者の心身の問題について記載できるように
して、小児科医が必要に応じて保護者を他科につなげていくようにすべき
ではないか。
・養育環境や養育能力、精神状態については、記載が難しい面もあるのではな
いか。一方で、主観的な健康観や睡眠などについて、経過を追える形で記載
してはどうか。
・最終的に子どもが持つ場合があることを考えると、母の精神状態について
どこまで詳しく記載するかはジレンマが生じるのではないか。
・小児科医の立場からは、母子健康手帳にネガティブなことは非常に書きに
くいため、記載ぶりには配慮が必要ではないか。
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