調 査 / 調 査票 に 関す る 補足
企業ア クション調査について
回答率が下がることへの懸念から、できるだけ簡潔な調査票作成を重視している。受診率の調査にあたっては、
国が推奨する 5 つのがん検診の、企業・団体の受診率の記入にとどまる。調査の大きな限界として以下 2 点が挙げられる。
■ 企業・団体毎の検診対象者数、検診受診者数の実数調査は行っていない。
■ それぞれのがん検診で行われている検査項目についての調査は行っていない。
本報告の企業・健保の受診率の算出にあたり、企業・団体毎の各検診受診率を、被保険者数の実数で重み付けをして平均の受診率を算出している。
そのため、実際の受診率と乖離している可能性がある。

大同生 命サーベイについて
①経営者のがん検診受診率は以下のように算出している。
・胃がん / 大腸がん / 肺がん / その他の検診 / 受診していない➡経営者（男女合計）の平均値
・乳がん / 子宮頸がん➡経営者（女性のみ）の平均値
・前立腺がん➡経営者（男性のみ）の平均値
②企業のがん検診実施率は、すべての平均値として算出している。

①②により、経営者や企業に各がん検診対象者がいない場合でも、受診率や実施率の分母には組み込まれており、
見かけ上平均値が押し下げられている可能性がある

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