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資料1-1 中長期の経済財政に関する試算(2022年7月)のポイント(内閣府) (1 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0729/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和4年第10回 7/29)《内閣府》
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中長期の経済財政に関する試算(2022年7月)のポイント

資料1-1

<中長期的なマクロ経済の姿>
・成長実現ケースでは、潜在成長率が着実に上昇し、実質2%程度、名目3%程度の成長率が実現。この結果、名目GDPが概ね600兆円に達する時期は、2025年度頃と見込まれる。
・ベースラインケースは、近年の実績を踏まえ、潜在成長率を下方改定。

<中長期的な財政の姿>
・PBは、成長実現ケースでは、歳出自然体の姿で2025年度に対GDP比で▲0.1%程度の赤字となり、黒字化は2026年度。これまでの歳出効率化努力を継続した場合、黒字化は2025
年度と1年程度の前倒しが視野に入る。一方、ベースラインケースでは赤字が継続。
・公債等残高対GDP比は、成長実現ケースでは試算期間内において低下し、ベースラインケースでは試算期間後半に上昇することが見込まれる。
潜在成長率
2.5

実質GDP成長率

実績 年央試算 試算期間

(%)

4

2.0

2.2

1.1

1.0
0.5

ベースラインケース(7月) 0.4

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

(年度)

(歳出自然体)

(%)

2018 19

0
-2

-8

4
1.4

-0.7
-1.9

-1.9

-2.6

-4
-6

(%)

0.3
-0.1 (+1.8兆円)
(-0.5兆円)
-0.7
(-4.2兆円)
-1.1
-1.3
(-6.2兆円)

-0.9

-4

2018 19

20

21

22

23

24

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

26

27

28

29

30

31

(年度)

-10

601.8 608.1
565.1

2018 19

国・地方のPB対GDP比(成長実現ケース)
(これまでの歳出効率化努力を継続した場合)

20

21

22

0.4 (+2.2兆円)

-0.0

(-0.0兆円)

23

24

25

26

27

28

29

30

31

(年度)

国・地方の公債等残高対GDP比
(歳出自然体)

230 (%)

(+2.9兆円) 0.4

220

217.6

211.4

209.9

212.6

210
-0.4

0.5 (+2.8兆円)

(-2.1兆円)

-0.3

2020年1月試算(コロナ前)
2022年1月試算
2022年7月試算

-8
25

500

(年度)

-6

補正
繰越

-7.3

20

(-1.9兆円)

税収増

-9.1

-10

0
-2

-5.3
税収増
不用
繰越

2

606.3

541.8

国・地方のPB対GDP比
実績

650

550

-4
-5

736.2

600

-3

0.7

0.5

2018 19

0.4

-2

1.0

2

1.1

-1

ベースラインケース(1月)

750
700

0
1.2

(兆円)

2.0

1

成長実現ケース(7月) 1.7

1.5

1.7

2.2

2
1.9

0.0

800

3

成長実現ケース(1月)

名目GDP(水準)

(%)

200
190
180
170
160
150

2018 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
(年度)

(備考)歳出効率化努力とそれによる経済への影響を加味した場合のPB改善効果を1年当たり1.3兆円程度と想定。

171.6

2018 19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

(年度)