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04-2 【訂正後】専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021950.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第96回 8/4)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
8 月 4 日 第 96 回モニタリング会議のコメント
ずにウェブで申請し、医師が陽性を確定する「陽性者登録センター」を設置した。20 代で、基礎疾患等の重症
化リスクのない方を対象として、順次対象を拡大することとしている。
エ)都では、主要ターミナル駅等に、お盆期間中に帰省や旅行をする都⺠を対象とした臨時の無料検査会場を、
6 か所設置することとした。
オ)誰もが、いつどこで感染してもおかしくない状況である。
「限りある医療資源を有効活用するための医療機関
④ 検査の陽性率
受診及び救急車利用に関する 4 学会声明」によると、ワクチン接種済みであっても、息苦しい、水分も取れな
(PCR・抗原)
い、発熱が 4 日以上続く等の重い症状の場合や急変時には、速やかに医療機関を受診する必要があるとしてお
り、発熱や咳、咽頭痛等、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、#7119 又は
診療・検査医療機関に電話相談することが望まれる。
カ)無症状で感染の不安がある方は、
「新型コロナ・オミクロン株コールセンター」に電話相談することが望まれ
る。
⑤
東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 292.7 件/日から 8 月 3 日時点で 289.0 件/日となった。
【コメント】
ア)新規陽性者数が急増する中、診療・検査医療機関に検査・受診の相談が集中するなど、検査が受けにくくな
っている状況や猛暑等の影響を受け、救急要請件数が増えているが、新型コロナウイルス感染症を疑う患者に
対応できる救急医療機関は限定的であり、東京ルールの適用件数の 7 日間平均も、極めて高い値で推移してい
る。
イ)救急搬送においては、医療機関への収容依頼に対し、救急用の病床が満床であることによる受入不能回答が
多く、搬送先決定までに著しく時間を要している。そのため、救急車が患者を搬送するための現場到着から病
⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数
⑥−1
院到着までの活動時間は延伸し、出動率が高い状態が続いている。これに対し、非常用救急隊を増隊して対応
しているが、通報から現場到着まで時間がかかる状況が常態化している。
ウ)酸素・医療提供ステーションにおける救急患者の受入れを積極的に行う必要がある。
(1) 8 月 3 日時点の入院患者数は、前回の 3,725 人から、4,091 人に増加した。
(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 2,398 人から 2,477 人となった。また、入院率は 1.1%(2,477 人/今週の
新規陽性者 221,754 人)であった。
(3) 都は、軽症・中等症用の病床確保レベルをレベル 2(7,094 床)としており、8 月 3 日時点で稼働病床数は 6,752
-8-
グラフ
8 月 4 日 第 96 回モニタリング会議のコメント
ずにウェブで申請し、医師が陽性を確定する「陽性者登録センター」を設置した。20 代で、基礎疾患等の重症
化リスクのない方を対象として、順次対象を拡大することとしている。
エ)都では、主要ターミナル駅等に、お盆期間中に帰省や旅行をする都⺠を対象とした臨時の無料検査会場を、
6 か所設置することとした。
オ)誰もが、いつどこで感染してもおかしくない状況である。
「限りある医療資源を有効活用するための医療機関
④ 検査の陽性率
受診及び救急車利用に関する 4 学会声明」によると、ワクチン接種済みであっても、息苦しい、水分も取れな
(PCR・抗原)
い、発熱が 4 日以上続く等の重い症状の場合や急変時には、速やかに医療機関を受診する必要があるとしてお
り、発熱や咳、咽頭痛等、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、#7119 又は
診療・検査医療機関に電話相談することが望まれる。
カ)無症状で感染の不安がある方は、
「新型コロナ・オミクロン株コールセンター」に電話相談することが望まれ
る。
⑤
東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 292.7 件/日から 8 月 3 日時点で 289.0 件/日となった。
【コメント】
ア)新規陽性者数が急増する中、診療・検査医療機関に検査・受診の相談が集中するなど、検査が受けにくくな
っている状況や猛暑等の影響を受け、救急要請件数が増えているが、新型コロナウイルス感染症を疑う患者に
対応できる救急医療機関は限定的であり、東京ルールの適用件数の 7 日間平均も、極めて高い値で推移してい
る。
イ)救急搬送においては、医療機関への収容依頼に対し、救急用の病床が満床であることによる受入不能回答が
多く、搬送先決定までに著しく時間を要している。そのため、救急車が患者を搬送するための現場到着から病
⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数
⑥−1
院到着までの活動時間は延伸し、出動率が高い状態が続いている。これに対し、非常用救急隊を増隊して対応
しているが、通報から現場到着まで時間がかかる状況が常態化している。
ウ)酸素・医療提供ステーションにおける救急患者の受入れを積極的に行う必要がある。
(1) 8 月 3 日時点の入院患者数は、前回の 3,725 人から、4,091 人に増加した。
(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 2,398 人から 2,477 人となった。また、入院率は 1.1%(2,477 人/今週の
新規陽性者 221,754 人)であった。
(3) 都は、軽症・中等症用の病床確保レベルをレベル 2(7,094 床)としており、8 月 3 日時点で稼働病床数は 6,752
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