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○費用対効果評価の結果を踏まえた薬価の見直しについて_総-2参考2 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00159.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第527回 8/10)《厚生労働省》 |
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(参考)リベルサス錠の費用対効果評価案策定に係る主な検討事項
1. 分析枠組みについて
(A)DPP-4阻害薬を含む経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分で、他の経
口血糖降下薬が投与対象となる2型糖尿病患者
対象とす
(B)DPP-4阻害薬を含まない経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分で、他
る疾患
の経口血糖降下薬が投与対象となる2型糖尿病患者
(C)経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分で GLP-1受容体作動薬(注射
剤)が投与対象となる2型糖尿病患者
(A)DPP-4阻害薬と SGLT2阻害薬のうち最も安価な組み合わせのもの(評価対象
決定され
技術群:ビグアナイド薬+セマグルチド7mg、比較対照技術群:ビグアナイド薬+
た分析枠
比較対照
組み
技術
DPP-4阻害薬+SGLT2阻害薬)
(B)SGLT2阻害薬のうち最も安価なもの(評価対象技術群:ビグアナイド薬+SU
薬+セマグルチド7mg、比較対照技術群:ビグアナイド薬+SU 薬+SGLT2阻害薬)
(C)GLP-1受容体作動薬(注射剤)のうち最も安価なもの
分析対象技術はセマグルチドの通常最大用量である7mg とする。 また、以下の集
その他
団を対象に感度分析を実施する。
・ ビグアナイド薬及びシタグリプチン 50mg の併用療法で血糖コントロールが不十
分な2型糖尿病患者(比較対照技術として、シタグリプチン 50mg の追加)
2.分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 対象となる疾病機序や診療実態を考慮すると、仮に生涯に渡る分析を行う場合などは、
かなり複雑なモデルが必要になるため、結果の信頼性のみならず、費用対効果の示し方
などについては、必要に応じて工夫や留意が必要である。
・
GLP-1 受容体作動薬と DPP-4 阻害薬を同時に使えないことから、DPP-4 阻害薬の有無で
枠組み設定することは妥当である。また、分析対象集団(A)及び(B)にも SGLT2 阻
害薬が含まれており、妥当である。
・
臨床現場の状況に即した分析枠組みであり、妥当である。
(企業の不服意見)
・
なし
3.費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
○ 合意された分析枠組みに基づく分析について
○ システマティックレビュー及びネットワークメタアナリシスについて
(専門組織の見解)
・ 製造販売業者が指摘する、ネットワークメタアナリシスで追加された研究の治療群(試
験デザイン)の解釈に誤りがあるという点について修正が必要ではないか。
・
製造販売業者が指摘する、一部研究論文のデータが正しく引用されていない点につい
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1. 分析枠組みについて
(A)DPP-4阻害薬を含む経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分で、他の経
口血糖降下薬が投与対象となる2型糖尿病患者
対象とす
(B)DPP-4阻害薬を含まない経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分で、他
る疾患
の経口血糖降下薬が投与対象となる2型糖尿病患者
(C)経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分で GLP-1受容体作動薬(注射
剤)が投与対象となる2型糖尿病患者
(A)DPP-4阻害薬と SGLT2阻害薬のうち最も安価な組み合わせのもの(評価対象
決定され
技術群:ビグアナイド薬+セマグルチド7mg、比較対照技術群:ビグアナイド薬+
た分析枠
比較対照
組み
技術
DPP-4阻害薬+SGLT2阻害薬)
(B)SGLT2阻害薬のうち最も安価なもの(評価対象技術群:ビグアナイド薬+SU
薬+セマグルチド7mg、比較対照技術群:ビグアナイド薬+SU 薬+SGLT2阻害薬)
(C)GLP-1受容体作動薬(注射剤)のうち最も安価なもの
分析対象技術はセマグルチドの通常最大用量である7mg とする。 また、以下の集
その他
団を対象に感度分析を実施する。
・ ビグアナイド薬及びシタグリプチン 50mg の併用療法で血糖コントロールが不十
分な2型糖尿病患者(比較対照技術として、シタグリプチン 50mg の追加)
2.分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(専門組織の見解)
・ 対象となる疾病機序や診療実態を考慮すると、仮に生涯に渡る分析を行う場合などは、
かなり複雑なモデルが必要になるため、結果の信頼性のみならず、費用対効果の示し方
などについては、必要に応じて工夫や留意が必要である。
・
GLP-1 受容体作動薬と DPP-4 阻害薬を同時に使えないことから、DPP-4 阻害薬の有無で
枠組み設定することは妥当である。また、分析対象集団(A)及び(B)にも SGLT2 阻
害薬が含まれており、妥当である。
・
臨床現場の状況に即した分析枠組みであり、妥当である。
(企業の不服意見)
・
なし
3.費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
○ 合意された分析枠組みに基づく分析について
○ システマティックレビュー及びネットワークメタアナリシスについて
(専門組織の見解)
・ 製造販売業者が指摘する、ネットワークメタアナリシスで追加された研究の治療群(試
験デザイン)の解釈に誤りがあるという点について修正が必要ではないか。
・
製造販売業者が指摘する、一部研究論文のデータが正しく引用されていない点につい
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