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委員提出資料 井上委員意見書 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00027.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第89回 8/17)《厚生労働省》
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症に対応するワクチンや治療薬については、短期的な成果を求めること
ができない。こうした性質を踏まえた、持続的な支援が必要。
vi. (8)の医療物資等の確保について、特許や製造に当たっての許認可に関す
る柔軟な取扱いがなければ、平時に人工呼吸器等を製造していないメー
カーが急遽、製造をすることは困難。海外の事例を参考に、緊急事態の
際の生産体制について、制度整備を検討すべき。
vii. (9)の水際対策について、感染症は一国のみで抑えることはできず、国
際的な対策の協調が重要。渡航先の感染症危険レベルの把握、渡航前の
検査等の体制、日本への出国前・入国時の検査やワクチン接種履歴、入
国目的による区分、検疫の体制などについて、全体を通して統括する所
管を設けるとともに、諸外国と対応の連携を図るべき。日本に入国する
際、医師が署名を要する日本独自の様式の検査証明書の保有者を、入国
させずに出国先に戻すような取扱いをすべきではない。
新たな感染症が発生した際にも、入国後に自宅や自らの宿泊先での待機
を求めるようなケースについては、公共交通機関を使用できないような
取扱いはすべきではなく、何らかの手段により自宅等にアクセスできる
手段を確保すべきである。
空港での長期間の検査結果の待機や入国後の隔離・停留施設での厳しい
行動制限について、隔離・停留を受ける者に配慮した取扱いがされるよ
うにすべきである。
議題3.働き方改革の実態調査について


2024 年4月からの医師の時間外労働時間の上限規制の適用開始が迫る
中、引き続き医師の働き方の実態を正確に把握していくことが重要。



令和2年度以降の診療報酬改定では、医師等の働き方改革の推進の観点か
ら手厚い報酬上の対応をとってきている。こうした保険料を用いた対応に
加え、国費による各種助成を実施しているなか、上限規制の施行に向けて
は、対応に遅れが生じないよう、着実に取り組みを進めていただきたい。



なお、資料3、2頁目では、令和4年3~4月に行った前回調査結果につ
いて言及されている。前回調査結果(※)は、今回調査結果と大幅な乖離
が生じているため、補足説明が必要ではないか。

※副業・兼業先を含めた時間外・休日労働時間は、82 病院中 20 病院(24%)。



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