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参考資料3 現行の感染症法等における課題と対応等について【社会保障審議会医療部会(令和4年8月17日(水))】 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27521.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症の対応を踏まえたワクチン接種・検体採取の担い手を確保するための対応の在り方等に関する検討会(第1回 8/23)《厚生労働省》
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(6)感染症データ収集と情報基盤の整備
課題

○ 感染症対応に必要なHER-SYSへのデータ入力を、都道府県等を通じて医療機関に依頼したが、対応
ができない医療機関が存在した。
○ 都道府県等が保有する感染者の検体や発生届等の情報について、感染者の臨床情報を組み合わせる
ことで、重症化リスクや、治療効果、ワクチン効果などを分析し対策に活かすことが期待されたが、
個人情報保護法制の運用において本人の再同意なくして第三者への情報の提供が認められるケースが
必ずしも明らかではなかった(後に改善)ことなどから他の医療情報との円滑な連携が困難であった。
また、国が保有する感染者の情報について外部の研究者が活用することが困難だった。

対応の方向性

○ HER-SYSによる発生届等の入力を強力に推進するとともに、危機時に情報を迅速に収集・共有・分
析・公表することができる情報基盤を整備し、サーベイランスを強化する。
<具体的事項>


医療機関によるHER-SYSでの発生届を強力に推進するとともに、入院患者の状態等の入力も促進する。

○ 発生届等の情報と医療保険レセプト情報等のデータベース(NDB)等の他のデータベースの情報との
連携や外部研究機関への情報の提供等を可能とすることを検討する。

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