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資料3-10 広島県提出資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第98回 9/7)《厚生労働省》
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今回のデータからわかること

◆第5波と第6波以降では重症化率の減少がみられる。
◇60代以上においては,入院する割合の減少と比較して入院者の中から症状が悪化する割
合は大きく変化しておらず,本県においては,大幅に入院対象者を絞り込んではいない。そ
のため,入院患者における波ごとのデータを比較することで,医療ニーズの高い患者の臨床
像の変化を把握可能だと考えた。
◆第5波と比較すると第6波及び第7波においては,入院患者に占める高齢者の割合が上昇
している。
◆第6波以降,画像所見がある症例の発生割合は減少(全体で約半減)
→医療機関が患者を受け入れる上でのハードルは低くなるのではないか
◆そのほかの所見については目立った傾向の変化は認められない。
◆入院患者において高齢者が占める割合が上昇していることから,医療機関での入院治療後
の受入先の確保がより重要となる。
◆症状が悪化する場合には,発症から比較的短い期間で悪化する傾向があるため,早期の対
応が重要となる。一方,発症後7日程度経過した後に悪化する事例は少ない。
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