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参考資料3-4 血漿分画製剤におけるサル痘への安全対策について(日本血液製剤機構提出資料) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27504.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和4年度第2回 8/23)《厚生労働省》
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2022年8月 17 日

血芋分画製剤におけるサル間への安全対策について (日本血液製剤機構提出資料)

幣機構の血糸分画製剤のサル瘍ウイルスに対する安全対策及び安全性について、下記の
とおりどご説明申し上げます。なお、クリスマシン M 静注用及び献血ポリグロビンN静注の
両製剤は、 昨年までに製造を終了しており、今後の製造予定がないため説明から除外いたし
ました。

1. 問診及び貯留保管による安全対策

油血 (供血) 時の問診や貯留保管は、 血狗分画製剤の安全性向上に寄与すると考えていま
す。 具体的には問診時に発難を呈するなど、体調のすぐれない方の献血 (供血) はお断りし
ています。更に、日本赤十字社では本年 7 月 30 日以降、「サル間ウイルス既感染者」 から
は当面の間、採邊を行わなかいこととしています。加えて、「サル間ウイルスに感染 (確定診
断叉は疑い) された方と接触された方」 についても、感染された方との最終接触日から 21
日間、評血を控えるよう基準が設けられています。

また、サル痩ウイルスの潜伏期間は、感染から発症まで最長 21 日であると報告されてい
ます。血茜分画製剤の原料血共は、日本赤十字社において 2 か月以上の貯留保管が実施さ
れていることから、 今後、サル間ウイルス感染に関する献血後情報又は輸血後情報を入手し
た場合、 該当する原料血茜を排除することが可能です。 なお、 弊機構の特殊免疫グロブリン
製剤は、 米国で採有された血茸を原料としていますが、これらの血朋についても国内採血と
同様、米国において2か月以上のインベントリーホールドが行われています。

以上から、サル間ウイルスの原料血共への混入の可能性は低減されるものと考えます。