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資料1 直近の感染状況の評価等 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第100回 9/21)《厚生労働省》 |
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<感染状況等と今後の見通し>
○ 感染状況について
• 新規感染者数について、すべての地域において減少が継続しており、全国的には本年2月のピークを下回る感染レベルとなった。しかし、東京な
ど首都圏で減少速度の鈍化がみられるとともに、東北、北陸、中国、四国地方など本年2月のピークが比較的低かった地域では、まだそのピーク
を上回る感染レベルが継続している。また、高齢者施設と医療機関の集団感染は、減少しているものの継続している。
• 全国の年代別の新規感染者数は、全年代で減少が継続しているが、他の年代と比較して 10歳未満が多くなっている。また、東京や埼玉などの
一部地域では10歳代の増加が見られる。高齢者の新規感染者数も減少傾向となっており、重症者数や死亡者数は減少が継続している。
• 本年1月以降の小児等の死亡例に関する暫定報告にあるように、小児感染者数の増加に伴う、重症例、死亡例の発生に注意が必要である。
• 新規感染者の感染場所について、学校再開により、学校等では増加傾向が継続しているが、足元では減少している(積極的疫学調査の重点化
により感染経路の把握は一部(約13%)にとどまることや、連休による影響に留意が必要)。
○今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、発症日のエピカーブや大都市における短期的な予測などでは、地域差や不確実性はあるものの、多くの地域で減少
傾向が継続するが、一部地域では減少速度が鈍化する可能性がある。連休が続くことによる感染状況への影響にも注意が必要。また、季節性イ
ンフルエンザの例年よりも早期の流行と、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念される。
○感染の増加要因・抑制要因について
【ワクチン接種および感染による免疫等】3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、重症化予防効果に比較し、感染予防効果はより減
弱が進むことが明らかになっている。一方で、60代以上では、20−40代と比較して感染による免疫獲得は低く、また免疫の減衰についても指摘
されており、今後高齢者層での感染拡大が懸念される。
【接触パターン】夜間滞留人口について、全体的には横ばい傾向となっており、足元では増加している地域が比較的多いものの、感染状況が全
ての地域で改善しているのに比して、天候の影響もあり動きにばらつきがみられる。また、降雨や台風などの悪天候の影響により、屋外よりも
屋内での3密環境での接触機会の増加には注意が必要である。
【流行株】 現在BA.5系統が主流となり、概ね置き換わっている。現在のところ、さらに他の系統に置き換わりが進む傾向はみられていない。
【気候要因】 今後も高い気温や激しい降雨となる日には、換気がされにくい場合もある。
○ 医療提供体制の状況について
• 全国的には、外来診療検査体制の負荷がみられるとともに、感染状況の改善の継続により、病床使用率については低下傾向にあり、ほぼすべ
ての地域で5割を下回っている。重症病床使用率も低下傾向にある。また、自宅療養者・療養等調整中の数は、把握可能なすべての地域で減少
傾向にある。
• 全国的に、一般医療を含めた医療提供体制への負荷が一部継続しているものの、状況の改善がみられる。介護の現場では、施設内療養がみら
れるとともに、療養者及び従事者の感染が続いている。
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○ 感染状況について
• 新規感染者数について、すべての地域において減少が継続しており、全国的には本年2月のピークを下回る感染レベルとなった。しかし、東京な
ど首都圏で減少速度の鈍化がみられるとともに、東北、北陸、中国、四国地方など本年2月のピークが比較的低かった地域では、まだそのピーク
を上回る感染レベルが継続している。また、高齢者施設と医療機関の集団感染は、減少しているものの継続している。
• 全国の年代別の新規感染者数は、全年代で減少が継続しているが、他の年代と比較して 10歳未満が多くなっている。また、東京や埼玉などの
一部地域では10歳代の増加が見られる。高齢者の新規感染者数も減少傾向となっており、重症者数や死亡者数は減少が継続している。
• 本年1月以降の小児等の死亡例に関する暫定報告にあるように、小児感染者数の増加に伴う、重症例、死亡例の発生に注意が必要である。
• 新規感染者の感染場所について、学校再開により、学校等では増加傾向が継続しているが、足元では減少している(積極的疫学調査の重点化
により感染経路の把握は一部(約13%)にとどまることや、連休による影響に留意が必要)。
○今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、発症日のエピカーブや大都市における短期的な予測などでは、地域差や不確実性はあるものの、多くの地域で減少
傾向が継続するが、一部地域では減少速度が鈍化する可能性がある。連休が続くことによる感染状況への影響にも注意が必要。また、季節性イ
ンフルエンザの例年よりも早期の流行と、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念される。
○感染の増加要因・抑制要因について
【ワクチン接種および感染による免疫等】3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、重症化予防効果に比較し、感染予防効果はより減
弱が進むことが明らかになっている。一方で、60代以上では、20−40代と比較して感染による免疫獲得は低く、また免疫の減衰についても指摘
されており、今後高齢者層での感染拡大が懸念される。
【接触パターン】夜間滞留人口について、全体的には横ばい傾向となっており、足元では増加している地域が比較的多いものの、感染状況が全
ての地域で改善しているのに比して、天候の影響もあり動きにばらつきがみられる。また、降雨や台風などの悪天候の影響により、屋外よりも
屋内での3密環境での接触機会の増加には注意が必要である。
【流行株】 現在BA.5系統が主流となり、概ね置き換わっている。現在のところ、さらに他の系統に置き換わりが進む傾向はみられていない。
【気候要因】 今後も高い気温や激しい降雨となる日には、換気がされにくい場合もある。
○ 医療提供体制の状況について
• 全国的には、外来診療検査体制の負荷がみられるとともに、感染状況の改善の継続により、病床使用率については低下傾向にあり、ほぼすべ
ての地域で5割を下回っている。重症病床使用率も低下傾向にある。また、自宅療養者・療養等調整中の数は、把握可能なすべての地域で減少
傾向にある。
• 全国的に、一般医療を含めた医療提供体制への負荷が一部継続しているものの、状況の改善がみられる。介護の現場では、施設内療養がみら
れるとともに、療養者及び従事者の感染が続いている。
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