モニタリング項目

グラフ
①－１

9 月 22 日 第 102 回モニタリング会議のコメント
(1) 新規陽性者数の 7 日間平均は、前回 9 月 14 日時点（以下「前回」という。）の約 8,770 人/日から、9 月 21
日時点で約 6,800 人/日に減少した。
(2) 新規陽性者数の増加比が 100％を超えることは感染拡大の指標となる。今回の増加比は約 78％となった。
【コメント】
ア）新規陽性者数の 7 日間平均は、9 月 21 日時点で約 6,800 人/日と 7 週間連続して減少しており、増加比も約
78％と継続して 100％を下回っている。今週の新規陽性者数は、連休中の休診に伴う検査数の減少、医療機関
から行政への検査結果報告の遅延等の影響を受けた数値となっており、報告数の評価には注意が必要である。
イ）9 月以降、増加比は横ばいで推移しており、今後、新規陽性者数が十分に下がりきらないまま増加に転じる
ことに、引き続き警戒が必要である。
ウ）東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、9 月 20 日時点で、東京都の 3 回目ワク
チン接種率は、全人口では 63.8％、12 歳以上では 70.2％、65 歳以上では 89.4％となった。また、65 歳以上
の 4 回目ワクチン接種率は、前回の 72.8％から 74.0％となった。
エ）国は、2 回目までのワクチン接種を終えた 12 歳以上の全ての人を対象として、オミクロン株に対応したワ

① 新規陽性者数

クチンの接種を実施することとした。都内では、一部の区市町村及び都の大規模接種会場で開始した。また、
国は、小児のワクチン接種について、5～11 歳の小児を努力義務の対象とし、3 回目接種を可能とした。
オ）東京都健康安全研究センターで、ゲノム解析により、BA.2 系統の亜系統「BA.2.75 系統」がこれまでに 68
例検出されており、検出状況を注視している。
カ）療養期間中の外出については、有症状の場合、症状軽快から 24 時間経過後までは自粛が求められているこ
とから、食料品や市販薬等の生活必需品など最低限の準備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
キ）職場や教室、店舗等、人の集まる屋内では、エアコンの使用中でも定期的な換気を励行し、3 密（密閉・密
集・密接）の回避、人と人との距離の確保、不織布マスクを場面に応じて適切に着用すること、手洗いなどの
手指衛生、状況に応じた環境の清拭・消毒等、基本的な感染防止対策を徹底することにより、新規陽性者数を
できる限り抑制していく必要がある。
①－２

今週の報告では、10 歳未満 15.6％、10 代 13.5％、20 代 13.9％、30 代 16.8％、40 代 16.9％、50 代 11.3％、
60 代 5.2％、70 代 3.6％、80 代 2.4％、90 歳以上 0.8％であった。
【コメント】
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