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感染症週報 2022年第36週(9月5日-9月11日) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2022.html |
出典情報 | 感染症週報 2022年第36週(9月5日-9月11日)(9/27)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2022年 第36週
(9月5日〜 9月11日)
:通巻第24巻 第36号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第36週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
0.03
咽頭結膜熱
0.06
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.29
感染性胃腸炎
2.15
水痘
0.05
手足口病
3.77
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.27
ヘルパンギーナ
0.88
流行性耳下腺炎
0.04
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.19
マイコプラズマ肺炎
0.01
-0.55
-1.62
-1.56
-1.01
-1.78
1.09
〜
〜
-3.10
-0.73
-0.21
-0.85
0.15
-1.29
-1.44
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
〜
〜
〜
〜
インフルエンザ
-2.83
3.91
5.10
定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.81)、福岡県(0.11)、大分県
(0.09)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告はなかった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は徳島
県(4.70)、山口県(4.44)、香川県(3.54)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 3 位は沖縄県
(0.24)、宮崎県(0.17)、福岡県(0.13)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位
3位は長崎県(1.48)、新潟県(1.08)、鳥取県(1.00)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は
大分県(5.56)、石川県(3.59)、福井県(3.52)である。
手足口病の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いており、過去5年間の同時期の平均と
比較してやや多い。都道府県別の上位3位は山形県(17.86)、宮城県(12.34)、福島県(6.70)であ
る。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は神奈川県
(0.11)、鹿児島県(0.08)、富山県(0.07)、長崎県(0.07)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(8.18)、新潟
県(2.80)、宮城県(2.05)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は福島県(0.18)、静岡県(0.16)、岩手県(0.13)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では青森県(0.17)、大分県
(0.09)、茨城県(0.08)、岩手県(0.05)、東京都(0.04)から報告があった。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。北海道から1例報告が
あり、年齢別では10代であった。
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2022年 第36週
(9月5日〜 9月11日)
:通巻第24巻 第36号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第36週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
0.03
咽頭結膜熱
0.06
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.29
感染性胃腸炎
2.15
水痘
0.05
手足口病
3.77
伝染性紅斑
0.02
突発性発しん
0.27
ヘルパンギーナ
0.88
流行性耳下腺炎
0.04
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.19
マイコプラズマ肺炎
0.01
-0.55
-1.62
-1.56
-1.01
-1.78
1.09
〜
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-3.10
-0.73
-0.21
-0.85
0.15
-1.29
-1.44
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
〜
〜
〜
〜
インフルエンザ
-2.83
3.91
5.10
定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.81)、福岡県(0.11)、大分県
(0.09)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告はなかった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は徳島
県(4.70)、山口県(4.44)、香川県(3.54)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 3 位は沖縄県
(0.24)、宮崎県(0.17)、福岡県(0.13)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位
3位は長崎県(1.48)、新潟県(1.08)、鳥取県(1.00)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は
大分県(5.56)、石川県(3.59)、福井県(3.52)である。
手足口病の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いており、過去5年間の同時期の平均と
比較してやや多い。都道府県別の上位3位は山形県(17.86)、宮城県(12.34)、福島県(6.70)であ
る。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は神奈川県
(0.11)、鹿児島県(0.08)、富山県(0.07)、長崎県(0.07)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(8.18)、新潟
県(2.80)、宮城県(2.05)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は第33週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は福島県(0.18)、静岡県(0.16)、岩手県(0.13)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では青森県(0.17)、大分県
(0.09)、茨城県(0.08)、岩手県(0.05)、東京都(0.04)から報告があった。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。北海道から1例報告が
あり、年齢別では10代であった。
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