よむ、つかう、まなぶ。
技-1○ 令和4年度診療報酬改定に係る医療技術の評価について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00009.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和4年度第1回 10/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(3)科学的根拠に基づく医療技術の評価について
① 今般、評価対象となる技術であって、診療報酬改定において対応する優
先度の高いものとされたうち、提案書の「ガイドライン等での位置づけ」
の欄において、
「ガイドライン等で記載あり」とされたものは、113 件(未
収載技術 36 件、既収載 77 件)であった。
今般、提案書において「ガイドライン等での位置づけ」の記載を求めた
ことにより、提案のあった技術の診療ガイドライン等での位置づけを明確
に把握することが可能となったところ。診療ガイドライン等に基づく質の
高い医療を進める観点から、今回のように、提案書の「ガイドライン等で
の位置づけ」の欄での記載を求めることにより、ガイドラインでの位置づ
けについて、分科会として、今後、これらの技術に関して、その変化等を
把握することが可能となることが見込まれる。
②
レジストリに登録され、実施された医療技術の評価に関連して、研究班
において、直腸癌、胃癌及び食道癌に係るロボット支援下内視鏡手術につ
いて、手術成績と術者の経験症例数との関連について、National Clinical
Database(NCD)を用いた検討が行われた。
現行のロボット支援下内視鏡手術に係る施設基準において、直腸癌手術
及び胃癌手術については 10 例以上、食道癌手術については5例以上、術
者の経験症例数として要件を設けている。
今般の研究結果によれば、Clavien Dindo 分類 Ⅲa(※)以上の術後合
併症の発生については、術者の症例経験数による有意な違いが示されなか
ったことを踏まえると、当該結果を、既に収載されている直腸癌、胃癌及
び食道癌に係るロボット支援下内視鏡手術の施設基準の見直しに活用す
ることが考えられる。
(※)Clavien Dindo 分類 Ⅲa:術後の合併症について、外科治療、内視鏡的治療、
IVRによる治療(全身麻酔を要さない治療)を要するもの。
(4)今後の対応について
分科会における医療技術の評価及び科学的根拠に基づく医療技術の評価
について、中医協総会へ報告し、中医協総会において最終的な対応について
検討を行う。
2
① 今般、評価対象となる技術であって、診療報酬改定において対応する優
先度の高いものとされたうち、提案書の「ガイドライン等での位置づけ」
の欄において、
「ガイドライン等で記載あり」とされたものは、113 件(未
収載技術 36 件、既収載 77 件)であった。
今般、提案書において「ガイドライン等での位置づけ」の記載を求めた
ことにより、提案のあった技術の診療ガイドライン等での位置づけを明確
に把握することが可能となったところ。診療ガイドライン等に基づく質の
高い医療を進める観点から、今回のように、提案書の「ガイドライン等で
の位置づけ」の欄での記載を求めることにより、ガイドラインでの位置づ
けについて、分科会として、今後、これらの技術に関して、その変化等を
把握することが可能となることが見込まれる。
②
レジストリに登録され、実施された医療技術の評価に関連して、研究班
において、直腸癌、胃癌及び食道癌に係るロボット支援下内視鏡手術につ
いて、手術成績と術者の経験症例数との関連について、National Clinical
Database(NCD)を用いた検討が行われた。
現行のロボット支援下内視鏡手術に係る施設基準において、直腸癌手術
及び胃癌手術については 10 例以上、食道癌手術については5例以上、術
者の経験症例数として要件を設けている。
今般の研究結果によれば、Clavien Dindo 分類 Ⅲa(※)以上の術後合
併症の発生については、術者の症例経験数による有意な違いが示されなか
ったことを踏まえると、当該結果を、既に収載されている直腸癌、胃癌及
び食道癌に係るロボット支援下内視鏡手術の施設基準の見直しに活用す
ることが考えられる。
(※)Clavien Dindo 分類 Ⅲa:術後の合併症について、外科治療、内視鏡的治療、
IVRによる治療(全身麻酔を要さない治療)を要するもの。
(4)今後の対応について
分科会における医療技術の評価及び科学的根拠に基づく医療技術の評価
について、中医協総会へ報告し、中医協総会において最終的な対応について
検討を行う。
2