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規制改革推進会議意見書(佐藤委員御提出資料) (1 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/221013/agenda.html
出典情報 規制改革推進会議(第14回 10/13)《内閣府》
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規制改革推進会議意見書

資料3

佐藤主光(もとひろ)一橋大学

〇緊急に対応すべき課題について
・「医療・健康アプリの社会実装の促進」にあたっては診療報酬の見直しは当然としても、
合わせて審査の手続きの簡素化、期間の短縮、及び医療機器一般への広告の規制緩和が必要
と思われる。特にプログラム医療機器には IT 企業等、従前、医療の分野に携わってこなか
った新規参入が見込まれる。こうした新規参入企業にとって審査・規制等の旧来の慣行がプ
ログラム医療機器の開発・普及の障害になってはならない。

「医療データに関する個人の権利利益の保護の在り方の見直し」について患者情報に係る
法規制・慣行(ローカルルールを含む)の見直しは当然として、
「医療データの共有や利用
を円滑化」のための医療機関のシステム整備等に向けた財政的な支援が経済対策として検
討されても良いのではないか?

〇当面の重要課題
・感染症対策については「新型コロナウイルス感染症、インフルエンザの同時流行」に向け
て、コロナの抗原検査に加えて、インフルエンザ検査の OTC 化(自宅での検査の解禁)が
必要ではないか?本来「緊急に対応すべき課題」である。

「薬剤師の対人業務の強化のための調剤業務の一部外部委託に向けた取組」について、外
部委託業務の拡大、及び距離制限の撤廃は速やかに進めるべきである。特区での実証も視野
に入れた具体的な行動が求められる。

「農地を所有する株式会社の資金調達の円滑化」は農業への投資を促し、その活性化に繋
がり得る。規制改革の観点に加えて、経済対策としても推進するべきではないか?
以上