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オンライン診療に係る算定要件、施設基準及び点数水準 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00136.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第513回 1/26)《厚生労働省》 |
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オンライン診療に係る
算定要件、施設基準及び点数水準について
令和4年1月 26 日
オンライン診療に係る算定要件、施設基準及び点数水準について、公益委員の
考えは以下のとおりである。
1.今回改定においては、オンライン診療について、令和2年度診療報酬改定に
おける見直しに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う時限的・特
例的な対応(以下、
「時限的・特例的な対応」という。)が令和2年4月から実
施されたことに伴う影響、さらに、
「オンライン診療の適切な実施に関する指
針」
(以下、
「指針」という。)の見直しが行われたこと等を踏まえて議論が行
われてきた。
2.これらの議論を踏まえ、
・ 1号側からは、算定要件及び施設基準は、見直しが行われた「指針」に基
づいて設定するべきであり、
「指針」を超える制限を設けるべきではないと
の意見があった。また、点数の水準については、対面診療と同内容・同水
準で実施される行為は、対面診療と同等の水準とすることも含め、相当程
度の引き上げが必要との意見があった。
・ 2号側からは、算定要件及び施設基準は、
「指針」を踏まえつつ、オンラ
イン診療が対面診療の補完であることも考慮し、診療報酬において必要な
設定を行うべきとの意見があった。具体的には、対面診療の実効性を担保
するため、一定時間内に通院又は訪問が可能な患者に利用を限定すること
や、オンライン診療のみを専門に扱う医療機関により地域医療に悪影響が
生じないよう、オンライン診療の実施割合に係る上限設定は維持すること
が必要との意見があった。また、点数水準については、対面診療でしか実
施し得ない診療行為があること等を踏まえ、対面診療と同等の評価は行い
得ず、
「時限的・特例的な対応」として設定された水準を基本として設定す
べきという意見があった。
3. 算定要件及び施設基準については、
「指針」に基づいて見直しを行うことが
今回の検討の前提であり、また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下にお
いて、オンライン診療が活用されてきたことも踏まえれば、患者が適切にオン
ライン診療を受けることができる環境を整備することが重要となる。一方、オ
ンライン診療の質を確保し、医師が必要と判断した場合にはオンライン診療
ではなく、対面診療が行われることも重要である。
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算定要件、施設基準及び点数水準について
令和4年1月 26 日
オンライン診療に係る算定要件、施設基準及び点数水準について、公益委員の
考えは以下のとおりである。
1.今回改定においては、オンライン診療について、令和2年度診療報酬改定に
おける見直しに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う時限的・特
例的な対応(以下、
「時限的・特例的な対応」という。)が令和2年4月から実
施されたことに伴う影響、さらに、
「オンライン診療の適切な実施に関する指
針」
(以下、
「指針」という。)の見直しが行われたこと等を踏まえて議論が行
われてきた。
2.これらの議論を踏まえ、
・ 1号側からは、算定要件及び施設基準は、見直しが行われた「指針」に基
づいて設定するべきであり、
「指針」を超える制限を設けるべきではないと
の意見があった。また、点数の水準については、対面診療と同内容・同水
準で実施される行為は、対面診療と同等の水準とすることも含め、相当程
度の引き上げが必要との意見があった。
・ 2号側からは、算定要件及び施設基準は、
「指針」を踏まえつつ、オンラ
イン診療が対面診療の補完であることも考慮し、診療報酬において必要な
設定を行うべきとの意見があった。具体的には、対面診療の実効性を担保
するため、一定時間内に通院又は訪問が可能な患者に利用を限定すること
や、オンライン診療のみを専門に扱う医療機関により地域医療に悪影響が
生じないよう、オンライン診療の実施割合に係る上限設定は維持すること
が必要との意見があった。また、点数水準については、対面診療でしか実
施し得ない診療行為があること等を踏まえ、対面診療と同等の評価は行い
得ず、
「時限的・特例的な対応」として設定された水準を基本として設定す
べきという意見があった。
3. 算定要件及び施設基準については、
「指針」に基づいて見直しを行うことが
今回の検討の前提であり、また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下にお
いて、オンライン診療が活用されてきたことも踏まえれば、患者が適切にオン
ライン診療を受けることができる環境を整備することが重要となる。一方、オ
ンライン診療の質を確保し、医師が必要と判断した場合にはオンライン診療
ではなく、対面診療が行われることも重要である。
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