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診-4○医療技術評価分科会からの報告について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186974_00025.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第213回 10/26)《厚生労働省》
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中医協
診-4
4.10.26

診調組
技-3
4 . 1 0 . 7

医療技術の体系的な分類について(案)

1.背景


診療報酬上の手術分類(Kコード)については、イノベーションの進展に伴い手術の
多様化・高度化等が進む中で、一定の限界が指摘されている。一方で、臨床的な観点か
ら、外科系学会社会保険委員会連合(外保連)により整理されている手術・手技の分類
として、外保連手術試案の手術の基幹コード(STEM7)があり、平成 30 年度診療報酬改
定においては、データ提出加算で提出を求めているデータについて、Kコードに STEM7
を併記することとされた。



令和2年度診療報酬改定においては、DPC データの抽出・検証等を通じて、体系的な
分類方法の検討、課題の抽出、特定の診療分野における試行的な導入等について、検討
することとされた。



令和4年度診療報酬改定に向けては、厚生労働省行政推進調査事業「公的医療保険に
おける外科手術等の医療技術の評価及びその活用方法等に関する研究」において、一部
のKコードと STEM7の組み合わせについて、DPC データの麻酔時間に着目した検証が行
われた。
1つのKコードに対して手術部位ごとに STEM7が分類されている整形外科領域の一部
の術式において、手術部位によって麻酔時間の分布が異なっていた一方で、他の術式に
ついては麻酔時間が「540 分以上」となる術式が多数存在する等の評価方法に係る課題
もみられた。こうした検証結果や課題等を踏まえた上で、対象となる手術や分析に係る
評価項目等について、さらに分析を進めることとされた。

2.今後の対応について(案)


令和4年度診療報酬改定において、DPC データの検証を通じて、Kコードと STEM7の
対応関係に係る一定の評価結果と課題が得られたことを踏まえ、厚生労働省行政推進調
査事業「リアルワールドデータ(RWD)に基づく外科手術等の高度化・多様化する医療技
術の評価及び RWD の活用に資する研究」において、以下のような方針で検討を進めるこ
ととする。



体系化の対象とする術式の選択について
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