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総-3○診療報酬基本問題小委員会からの報告について(入院・外来医療等の調査・評価分科会) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00167.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第530回 10/26)《厚生労働省》
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中医協 総-3
4.10.26

中医協 診-2
4.10.26

診調組 入-2
4.10.12

令和4年度特別調査の実施について(案)
1. 概要


令和6年度診療報酬改定に向けては、答申書附帯意見も踏まえつつ、令和4年度及
び5年度特別調査を実施することとして、調査設計等を進めることとされている(令
和4年7月 27 日中医協総会了承)。
(参考)「中医協答申書附帯意見」(抜粋)
DPC/PDPS、短期滞在手術等基本料について、今回改定による影響の調査・
検証を行うとともに、医療の質の向上と標準化に向け、診療実態を踏まえた更なる
包括払いの在り方について引き続き検討すること。



具体的な調査内容等については、DPC/PDPS 等作業グループにおいて検討を行い、以
下のとおり取りまとめたことから、本分科会において提案するものである。

2.背景


平成 30 年度診療報酬改定に向けた議論において、平均から大きく外れて診療密度が
低い、平均在院日数が長い、等の診療実態がある病院の存在が確認され、そうした病院
は DPC/PDPS になじまない可能性があるため、何らかの対応を検討する必要性が指摘さ
れた。



その後、医療資源投入量や在院日数を指標とし、「医療資源投入量が平均から外れた
病院」のうち、「医療資源投入量の少ない病院」及び「在院日数の短い病院」に着目し
て分析を進め、令和4年度診療報酬改定に向けては、特別調査として、外れ値に該当す
る病院に対してヒアリングを実施し、以下のような実態を聴取した。
- DPC 対象病棟以外での受入れ目的に転院してきた患者を、一時的に DPC 対象病棟
に入院させている実態があること
- 「リハビリ目的」での入院など、必ずしも急性期の病態とは言えない患者につい
ても、DPC 対象病棟に入院していること

3.調査の目的について


適切な DPC 制度の運用を図る観点から、DPC/PDPS になじまない可能性のある病院も
含めた DPC 対象病院の診療実態について検討を進めるにあたり、医療機関が担うべき役
割や機能に対するインセンティブを評価するものである機能評価係数Ⅱに着目し、特別
調査を実施することとする。

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