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資料1 直近の感染状況の評価等 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第106回 11/17)《厚生労働省》 |
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<感染状況等と今後の見通し>
○ 感染状況について
• 新規感染者数について、全国的に増加が継続しており、ほぼすべての地域で今週先週比が1を上回っている。一方で、現時点では今夏の感染
拡大時より急速な増加にはなっていない。
• 現在の感染状況には地域差がみられ、その差が拡大している。北海道では今夏の感染拡大のピークを超えて、過去最多を更新している。また、
東北、北陸・甲信越、中国地方でも多くの増加がみられる。一方、首都圏や近畿、九州・沖縄でも増加がみられるものの、10万人あたりで全国を
下回っている。また、高齢者施設と医療機関の集団感染も増加傾向にある。
• 全国の年代別の新規感染者数は、人口あたりでは10代を始めとして若い世代ほど多くなっている。また、新規感染者数が多い地域では、特に
10代以下の増加幅が大きい。高齢者の新規感染者数も増加し、重症者数と死亡者数も増加傾向にある。
• 本年1月以降の小児等の死亡例に関する暫定報告にあるように、小児感染者数の増加に伴う、重症例、死亡例の発生に注意が必要である。
また、小児の入院者数の動向にも注意が必要。
• 季節性インフルエンザについては、例年の同時期よりも低い水準にあるものの、直近2年間の同時期より高く、一部の地域で増加傾向がみられ
る。
○ 今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、大都市において短期的には、地域差や不確実性はあるものの、増加が予測されており、今夏のような感染拡大となる
可能性もある。今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影
響にも注意が必要。
• 季節性インフルエンザについても、一部の地域で増加傾向がみられることから、新型コロナウイルス感染症との同時流行を含め今後の推移に注
意が必要。
○ 感染の増加要因・抑制要因について
【ワクチン接種および感染による免疫等】 ワクチン接種と自然感染により獲得した免疫は、経時的に低下していると考えられる。また、60代以
上では、20−40代と比較してワクチンの接種率は高いが、感染による免疫獲得は低く、高齢者層での感染拡大が懸念される。
【接触状況】 夜間滞留人口について、地域差がみられるが、昨年同時期と比較して、多くの地域で同一又は上回る水準で推移している。また、
一部急増している地域もあり、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が懸念される。
【流行株】 国内では現在BA.5系統が主流となっている。BQ.1系統やXBB系統など、海外で感染者数増加の優位性が指摘されている系統につ
いて、今後、さらに割合が増加する可能性があり、注視が必要。
【気候・季節要因】 全国的には比較的換気を行いやすい気候条件であるが、北日本など一部の地域では気温の低下がみられ、換気がされにく
い場合もある。 また、冬に向かって呼吸器ウイルス感染症が流行しやすくなる。
○ 医療提供体制等の状況について
• 全国的には、病床使用率は上昇傾向にあり、感染者数が多い地域などでは3割を上回り、一部の地域では5割を上回っている。重症病床使用率
は低い水準にあるが、今後、新規感染者数のさらなる増加に伴う影響に注意が必要。
• 介護の現場では、施設内療養や、療養者及び従事者の感染がみられる。
• 救急搬送困難事案については、非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに、全国的に増加傾向となっている。
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○ 感染状況について
• 新規感染者数について、全国的に増加が継続しており、ほぼすべての地域で今週先週比が1を上回っている。一方で、現時点では今夏の感染
拡大時より急速な増加にはなっていない。
• 現在の感染状況には地域差がみられ、その差が拡大している。北海道では今夏の感染拡大のピークを超えて、過去最多を更新している。また、
東北、北陸・甲信越、中国地方でも多くの増加がみられる。一方、首都圏や近畿、九州・沖縄でも増加がみられるものの、10万人あたりで全国を
下回っている。また、高齢者施設と医療機関の集団感染も増加傾向にある。
• 全国の年代別の新規感染者数は、人口あたりでは10代を始めとして若い世代ほど多くなっている。また、新規感染者数が多い地域では、特に
10代以下の増加幅が大きい。高齢者の新規感染者数も増加し、重症者数と死亡者数も増加傾向にある。
• 本年1月以降の小児等の死亡例に関する暫定報告にあるように、小児感染者数の増加に伴う、重症例、死亡例の発生に注意が必要である。
また、小児の入院者数の動向にも注意が必要。
• 季節性インフルエンザについては、例年の同時期よりも低い水準にあるものの、直近2年間の同時期より高く、一部の地域で増加傾向がみられ
る。
○ 今後の見通しについて
• 今後の感染状況について、大都市において短期的には、地域差や不確実性はあるものの、増加が予測されており、今夏のような感染拡大となる
可能性もある。今後の変異株の置き換わりの状況や、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が感染状況に与える影
響にも注意が必要。
• 季節性インフルエンザについても、一部の地域で増加傾向がみられることから、新型コロナウイルス感染症との同時流行を含め今後の推移に注
意が必要。
○ 感染の増加要因・抑制要因について
【ワクチン接種および感染による免疫等】 ワクチン接種と自然感染により獲得した免疫は、経時的に低下していると考えられる。また、60代以
上では、20−40代と比較してワクチンの接種率は高いが、感染による免疫獲得は低く、高齢者層での感染拡大が懸念される。
【接触状況】 夜間滞留人口について、地域差がみられるが、昨年同時期と比較して、多くの地域で同一又は上回る水準で推移している。また、
一部急増している地域もあり、年末に向けて、社会経済活動の活発化による接触機会の増加等が懸念される。
【流行株】 国内では現在BA.5系統が主流となっている。BQ.1系統やXBB系統など、海外で感染者数増加の優位性が指摘されている系統につ
いて、今後、さらに割合が増加する可能性があり、注視が必要。
【気候・季節要因】 全国的には比較的換気を行いやすい気候条件であるが、北日本など一部の地域では気温の低下がみられ、換気がされにく
い場合もある。 また、冬に向かって呼吸器ウイルス感染症が流行しやすくなる。
○ 医療提供体制等の状況について
• 全国的には、病床使用率は上昇傾向にあり、感染者数が多い地域などでは3割を上回り、一部の地域では5割を上回っている。重症病床使用率
は低い水準にあるが、今後、新規感染者数のさらなる増加に伴う影響に注意が必要。
• 介護の現場では、施設内療養や、療養者及び従事者の感染がみられる。
• 救急搬送困難事案については、非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに、全国的に増加傾向となっている。
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