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09 抗体保有調査結果(まとめ) (1 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022682.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第108回 12/1)《東京都》
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東京都医学総合研究所の抗体保有調査結果について
調査結果のポイント
〇 ワクチン4回目接種から3〜4か⽉後の中和抗体価は、3回目接種から4か月後と比較して、
有意に上昇
〇 4回目接種後の中和抗体価は、接種3か⽉後までほぼ横ばいであり、その後、⾼い値である
ものの減衰するが、5回目接種により、4回目接種から1〜3か⽉後と同等まで上昇

専門家の意⾒
感染防御に働く⾎中抗体量は、4回目接種により⼤きく増え、半年程度⾼い値が持続する。海外
の研究によれば、感染予防効果はそれより早く下がるものの、感染拡⼤時など、時機を⾒て追加接種
をした方がよい。
⼀定程度の感染予防効果や、重症化予防効果も期待できることから、後遺症や、⾼齢者等の重症
化リスクを考えると、追加接種は重要である。
〇 3回目接種から時間が経過し、中和抗体価が減少していると考えられることから、冬の感染拡⼤
に備えて、4回目接種を進めていくことが重要
〇 また、5回目接種により、4回目接種から1〜3か⽉後と同等まで中和抗体価が上昇すること
から、⾼齢者など、重症化リスクが⾼い方の5回目接種を早期に進めていくことが重要