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資料3-2 鈴木先生提出資料 (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第109回 12/7)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点
• 2022年44-45週:インフルエンザは世界的に増加した(A(H3N2)優位)。
• ヨーロッパでは、継続して増加傾向であり、ドイツ、ポルトガル、英国等の複数の国で陽性率が10%を超えている。
A(H3N2)優位だが、A(H1N1)pdm09やB型も認めている。
• 米国では、ILI・陽性数・陽性率・入院数の指標が継続して増加している。入院の累積は引き続き例年より高いレベ
ルとなっている。A(H3N2)が優位だが、A(H1N1)pdm09も認めている。
• 東南アジアでは、マレーシアとタイ以外の全ての国で、減少傾向であった。A(H3N2)やB型を認めている。
• 南アジアでは、ここ数週間イランで大きく増加し、スリランカでも増加している。A(H3N2)が優位であるが、
A(H1N1)pdm09やB型も認めている。
• 東アジアでは、中国北部・韓国で、低レベルではあるが(日本よりは高いレベルと考えられる)、韓国ではここ
1ヶ月微増傾向となっている(直近1週間は微減)。A(H3N2)が優位である。

• 南米では、アルゼンチン、チリで継続して高いレベルである(アルゼンチンではB型、チリではA(H3N2)が優位)。
アフリカ南部では、2峰性の流行を認めたが、ここ数ヶ月減少傾向である。オセアニアでは、日本の夏季(現地の冬
季)の流行が収まり、低レベルとなっている。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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