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資料3-6 前田先生提出資料 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第109回 12/7)《厚生労働省》
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研究事業との連携による区内特別養護老人ホーム新型
コロナ下水サーベイランス実施について
=北区=
(実施機関:東京大学工学部<科学技術振興機構による研究支援>)
北区は、新型コロナウイルス感染症対策の進展に寄与
するとともに、区内の高齢者施設の感染クラスターの発
生を防止するため、科学技術振興機構の戦略的創造研究
推進事業(CREST)が支援する東京大学工学部の研究チー
ムが実施する区内特別養護老人ホーム下水サーベイラン
スに協力することとしました。
研究実施あたり、現在、覚書締結に向けて調整を進めて
います。
(内閣官房ホームページより引用)

区では、高齢者等入所施設従事者の一斉・定期的なPCR検査の実施し また、施設内での感染者
発生時には、保健所が積極的な疫学調査を実施し施設内感染対策指導等を徹底しているが、施設内ク
ラスターの発生を完全に防ぐことはできず、第8波においては、更なる対策強化が求められている。
このような状況下、東京大学からウイルス感染を早期に探知する技術開発を目的とした研究事業に
おける施設排水採取に関する協力依頼があった。
区としては、当該研究事業へ協力することにより、新型コロナウイルス感染症対策の進展に寄与す
るとともに、北区における高齢者施設の感染クラスターの発生を阻止するために有効であると考え、
本研究事業と連携協力することとした。
【研究事業概要】
研究内容:ウイルスを吸脱着する新素材の開発と、効率的濃縮法を確立することにより、下水中の
新型コロナウイルスに対する高感度検出法を創出する。
実施方法:区内施設の下水設備マンホール内に、24時間サンプラーを浸漬し、原則として週5日、
下水を採取、検査・分析する。
実施施設:区内特別養護老人ホーム 9 施設
実施期間:令和 4 年 11 月末より試行採取を開始し、令和 5 年 1 月末終了を予定。
検出ウイルス:新型コロナウイルス、等
区の対応:下水検体で陽性が判明した場合は、直ちに施設入所者等に対して PCR 検査を実施する
等、保健所が速やかに積極的疫学調査を実施し、感染状況を把握する。
その他:実施にあたり、研究実施者との覚書締結(予定)
問い合わせ
地域医療連携推進担当課
℡03-3908-1134

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