２千人分が医療現場に届けられ、４万人分以上が実際に投与されたと報告をいただ
いています。
当初、年度内に合計６０万人分が納入される予定でしたが、今般、企業（MSD 社）
に納入時期の前倒しをお願いし、追加で２０万人分、合計８０万人分が、３月末まで
に順次、納入されることとなりました。
「ソトロビマブ」については、昨年中に納入された８万人分のうち、この１か月間
で半数以上（４万９千人分）が投与されており、一部の医療現場からはひっ迫を懸念
する声もあると承知しています。
本剤については、企業（GSK 社）と交渉し、２月８日に、追加の１万人分が前倒し
で納入されました。
また、さらに追加の納入についても、時期の前倒しを交渉しているところですが、
他の薬剤が活用可能な場合には、そのような検討もお願いしたいと思います。
「レムデシビル」については、既に市場流通されており、軽症から中等症にも幅広
く利用が可能となっています。企業（ギリアド）からは、軽症から重症者の治療に必
要十分な数量数ヶ月分を国内向けに既に確保しているほか、感染状況に応じ、追加
で輸入も可能と聞いています。
引き続き、必要な患者に治療薬を確実にお届けできるよう、更なる治療薬の確保
に向けて、全力を尽くしてまいります。