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〇答申書附帯意見(案)総-4 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00172.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第535回 12/23)《厚生労働省》
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中 医 協

総 - 4

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答申書附帯意見(案)


まずは令和5年4月のオンライン資格確認の原則義務化に
向けて、更なる導入の加速化を図ること。その上で、本経過措
置は真にやむを得ない事情に限定して 対象を明確化し、最小
限に留めるものであるという前提の下、延長を行わないこと。
契約を締結したがシステム整備未完了の場合の経過措置の適
用に当たっては、保険医療機関及び保険薬局、システム事業者
並びに導入支援事業者に対し、当該経過措置は期限を区切っ
て更に導入を加速化することを 目指したものであるという趣
旨の周知徹底を図るとともに、更なる導入に向けた取組を行
い、令和5年9月末までにシステム整備を完了させること。ま
た、その他特に困難な事情がある場合については、具体例を明
確化し、特に限定的に扱うこと。



医療情報・システム基盤整備体制充実加算に係る初診時・調
剤時の追加的な加算、再診時の加算及び加算に係るオンライ
ン請求要件の緩和並びに一般名処方、後発品使用体制に係る
加算及び薬局における地域支援体制に係る加算の上乗せ措置
については、オンライン資格確認に伴うマイナンバーカード
を用いない場合の診療情報取得に係る医療機関等の負荷・手
間を考慮し、オンライン資格確認等システムの導入・普及を徹
底していく観点及び医薬品の供給が不安定な中、患者への適
切な薬剤処方の実施や薬局の地域における協力を促進等して
いく観点から特例的に措 置されているものであることを踏ま
え、令和5年 12 月末までの措置とし、延長は行わないこと。
また、オンライン請求の導入やその体制整備もあわせて強力
に促進すること。



医療情報・システム基盤整備体制充実加算に係る評価の特
例については、本年8月 10 日の附帯意見2に照らして、患者・
国民の声の聴取と医療の質の向上の状況に係る調査・検証に
ついてまだ行われていな いとの指摘を踏まえ、同附帯意見2
と合わせて、早急に患者・国民の声を丁寧かつ幅広く聴き、初
診時・調剤時及び今回追加された再診時において、取得した医
療情報の活用による医療の質の向上の状況等について十分に
調査・検証を行うとともに、課題が把握された場合には速やか
に中医協へ報告の上、対応を検討すること。