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資料4 感染症法上の位置づけに関してこれまで出された意見 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第113回 1/11)《厚生労働省》 |
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高齢者については引き続き注意しておく必要がある。
・大阪府の状況としては、重症化率及び死亡率は6波以降低下している。第1波から7波までの年代別重症化率の推移で
は、特に6波以降、大きく重症化率が下がっている。また、死亡率は、第4波では非常にアルファ株で死亡率が厳しかっ
たが、その後、6波、7波と死亡率が低下し、今、60 歳以上の死亡率は、第7波では 0.75 となっている。インフルエン
ザの 60 歳以上の死亡率 0.55 にかなり近づいている状況。
・神奈川ではスローガンとして、「コロナ・非コロナのバランスをとる」ことを掲げ、第 6 波以降強い想いでやってきた。
第6波以降、重症者が減ったのは事実。コロナ・非コロナを同じ土俵で考えていこう、コロナ診療を特別視しすぎず、一
般診療も受けるべきものは受けようと言い続けている。
・世界中のトピックとして、呼吸器感染症ではなくなっているという議論がある。事実、心血管系・循環器系の合併症でか
なりの超過死亡が出ている可能性があり、それらは呼吸器だけでは説明ができない。今まで「致死率」と呼んでいたもの
は正しくない可能性があり、インフルと比べてはいけない。
・特措法には季節性インフルとの比較という点が明確に述べられているが、感染症法においては「国民の生命・健康への影
響」という観点。インフルとの比較による相対的な議論ではなく、コロナの絶対的な病原性・感染性を基に議論すべき。
・
「当該感染症に対する免疫を獲得していない」という部分について、大前提は多くの国民は免疫を持っていないというこ
とだが、ここが変化してきており、議論が必要ではないか。
・コロナが本当に隔離対象とすべき病気なのか、ソーシャルディスタンシングや入院勧告が必要な病気かどうかを考える
ことが必要。病原体に規定されるのではなく、疾病の状態で考えるべき。いつまでも2類相当のままというわけにはいか
ないと思うが、重篤性、感染力、今後の変異の可能性を鑑みた上で、本当に制限をかけるべき病かどうか判断するべき。
・オミクロンになってウイルス性肺炎を起こす人が減ったが、それは単にオミクロン株の病原性が下がったということで
はなく、感染により多くの人が免疫を獲得したことによるもの。見かけ上の重症度は下がっているが、香港では今年、相
当の人が BA.2 の流行で亡くなっており、オミクロン株固有の重症度は結構高いという議論がある。
・コロナによって、循環器系・心血管系の長期にわたる死亡インパクトが生じるとするデータが各国で得られてきている。
国内でも 2021 年以降、特にオミクロン株以降超過死亡が増加している。
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・大阪府の状況としては、重症化率及び死亡率は6波以降低下している。第1波から7波までの年代別重症化率の推移で
は、特に6波以降、大きく重症化率が下がっている。また、死亡率は、第4波では非常にアルファ株で死亡率が厳しかっ
たが、その後、6波、7波と死亡率が低下し、今、60 歳以上の死亡率は、第7波では 0.75 となっている。インフルエン
ザの 60 歳以上の死亡率 0.55 にかなり近づいている状況。
・神奈川ではスローガンとして、「コロナ・非コロナのバランスをとる」ことを掲げ、第 6 波以降強い想いでやってきた。
第6波以降、重症者が減ったのは事実。コロナ・非コロナを同じ土俵で考えていこう、コロナ診療を特別視しすぎず、一
般診療も受けるべきものは受けようと言い続けている。
・世界中のトピックとして、呼吸器感染症ではなくなっているという議論がある。事実、心血管系・循環器系の合併症でか
なりの超過死亡が出ている可能性があり、それらは呼吸器だけでは説明ができない。今まで「致死率」と呼んでいたもの
は正しくない可能性があり、インフルと比べてはいけない。
・特措法には季節性インフルとの比較という点が明確に述べられているが、感染症法においては「国民の生命・健康への影
響」という観点。インフルとの比較による相対的な議論ではなく、コロナの絶対的な病原性・感染性を基に議論すべき。
・
「当該感染症に対する免疫を獲得していない」という部分について、大前提は多くの国民は免疫を持っていないというこ
とだが、ここが変化してきており、議論が必要ではないか。
・コロナが本当に隔離対象とすべき病気なのか、ソーシャルディスタンシングや入院勧告が必要な病気かどうかを考える
ことが必要。病原体に規定されるのではなく、疾病の状態で考えるべき。いつまでも2類相当のままというわけにはいか
ないと思うが、重篤性、感染力、今後の変異の可能性を鑑みた上で、本当に制限をかけるべき病かどうか判断するべき。
・オミクロンになってウイルス性肺炎を起こす人が減ったが、それは単にオミクロン株の病原性が下がったということで
はなく、感染により多くの人が免疫を獲得したことによるもの。見かけ上の重症度は下がっているが、香港では今年、相
当の人が BA.2 の流行で亡くなっており、オミクロン株固有の重症度は結構高いという議論がある。
・コロナによって、循環器系・心血管系の長期にわたる死亡インパクトが生じるとするデータが各国で得られてきている。
国内でも 2021 年以降、特にオミクロン株以降超過死亡が増加している。
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