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09参考資料 オミクロン株対応2価ワクチン接種後の健康状況調査報告(3) (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00026.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第51回 1/26)《厚生労働省》 |
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オミクロン株対応2価ワクチン追加接種後 まとめ
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2022年9月7日に特例承認となり、2022年9月20日に臨時接種の対象となった新型コロナワクチンファイザー社オ
ミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.1)を追加接種した調査対象者等に対し、2022年10月
19日から調査を開始した。また、 2022年10月5日に特例承認となり、2022年10月13日に臨時接種の対象となっ
た新型コロナワクチンファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)を追加接種
した調査対象者等に対し、2022年11月8日から調査を開始した。 2023年1月11日までに、1,478人が追加接種し
た。
2022年9月7日に特例承認となり、2022年9月20日に臨時接種の対象となった新型コロナワクチンモデルナ社オミ
クロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.1)を追加接種した調査対象者等に対し、2022年10月
18日から調査を開始した。また、 2022年11月1日に特例承認となり、2022年11月28日に臨時接種の対象となっ
た新型コロナワクチンモデルナ社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)を追加接種し
た調査対象者等に対し、2022年12月9日から調査を開始した。 2023年1月11日までに、293人が追加接種した。
ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンの被接種者は10歳代が0.9%、20歳代が13.6%、30歳代が18.0%、40
歳代が24.1%、50歳代が23.8%、60歳代が17.1%、70歳代が2.1%、80歳以上が0.3%であった。男性が32.8%、
女性が67.2%であった。
モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンの被接種者は20歳代が19.8%、30歳代が23.9%、40歳代が25.6%、50
歳代が19.1%、60歳代が9.9%、70歳代が1.7%、10歳代、80歳以上は登録されていない。男性が42.0%、女性が
58.0%であった。
ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンについて2価ワクチン接種後1週間(Day8)の日誌が回収できた590人で
は、37.5℃以上の発熱が24.7%(38℃以上は12.5%)にみられ、局所反応は疼痛が84.9%にみられた。
モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンについて2価ワクチン接種後1週間(Day8)の日誌が回収できた117人では、
37.5℃以上の発熱が41.9%(38℃以上は24.8%)にみられ、局所反応は疼痛が94.9%にみられた。
ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン、モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンのいずれもPMDAへの副反応
疑い報告は認められていない。ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/BA.4-5) において、2件
因果関係を問わないSAEが認められている。ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/BA.1)およ
びモデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンにおいては因果関係を問わないSAEは認められていない。
追加接種1か月後までの抗体価採血したファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1 48人、BA.4-5 87人、モ
デルナ社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1 43人の合計178人では起源株に対する抗スパイクタンパク質抗体価は
3.3倍に増加した。接種前抗ヌクレオカプシドタンパク質抗体価陽性者は56名(31.5%)だった。
順天堂大学 コロナワクチン研究事務局
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2022年9月7日に特例承認となり、2022年9月20日に臨時接種の対象となった新型コロナワクチンファイザー社オ
ミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.1)を追加接種した調査対象者等に対し、2022年10月
19日から調査を開始した。また、 2022年10月5日に特例承認となり、2022年10月13日に臨時接種の対象となっ
た新型コロナワクチンファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)を追加接種
した調査対象者等に対し、2022年11月8日から調査を開始した。 2023年1月11日までに、1,478人が追加接種し
た。
2022年9月7日に特例承認となり、2022年9月20日に臨時接種の対象となった新型コロナワクチンモデルナ社オミ
クロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.1)を追加接種した調査対象者等に対し、2022年10月
18日から調査を開始した。また、 2022年11月1日に特例承認となり、2022年11月28日に臨時接種の対象となっ
た新型コロナワクチンモデルナ社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)を追加接種し
た調査対象者等に対し、2022年12月9日から調査を開始した。 2023年1月11日までに、293人が追加接種した。
ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンの被接種者は10歳代が0.9%、20歳代が13.6%、30歳代が18.0%、40
歳代が24.1%、50歳代が23.8%、60歳代が17.1%、70歳代が2.1%、80歳以上が0.3%であった。男性が32.8%、
女性が67.2%であった。
モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンの被接種者は20歳代が19.8%、30歳代が23.9%、40歳代が25.6%、50
歳代が19.1%、60歳代が9.9%、70歳代が1.7%、10歳代、80歳以上は登録されていない。男性が42.0%、女性が
58.0%であった。
ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンについて2価ワクチン接種後1週間(Day8)の日誌が回収できた590人で
は、37.5℃以上の発熱が24.7%(38℃以上は12.5%)にみられ、局所反応は疼痛が84.9%にみられた。
モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンについて2価ワクチン接種後1週間(Day8)の日誌が回収できた117人では、
37.5℃以上の発熱が41.9%(38℃以上は24.8%)にみられ、局所反応は疼痛が94.9%にみられた。
ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン、モデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンのいずれもPMDAへの副反応
疑い報告は認められていない。ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/BA.4-5) において、2件
因果関係を問わないSAEが認められている。ファイザー社オミクロン株対応2価ワクチン(2価:起源株/BA.1)およ
びモデルナ社オミクロン株対応2価ワクチンにおいては因果関係を問わないSAEは認められていない。
追加接種1か月後までの抗体価採血したファイザー社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1 48人、BA.4-5 87人、モ
デルナ社オミクロン株対応2価ワクチンBA.1 43人の合計178人では起源株に対する抗スパイクタンパク質抗体価は
3.3倍に増加した。接種前抗ヌクレオカプシドタンパク質抗体価陽性者は56名(31.5%)だった。
順天堂大学 コロナワクチン研究事務局
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