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薬-1-2○高額医薬品(感染症治療薬)に対する対応について(関係業界からの意見聴取等について) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00062.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第200回 2/8)《厚生労働省》
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市場規模の大きな品目への対応全般について
• 市場規模が大きくなる可能性があることを理由に、薬価算定や保険適用の判断において、ルール外の
運用をあまりに多用することは、薬価制度への予見性を損ねるおそれがあり、できる限り避けるべき。海
外企業から「予測不能」と映る対応が行われれば、懸念されているドラッグラグ・ロスを悪化させかねない。
• 市場規模予測は多くの仮定の上に作られており、変数の取り方次第で大きく変化する。「1,500億円
超と見込まれる品目」への該当性については、当局と企業間で十分協議の上、判断する手続きとする
べき。
• 感染症治療薬は、感染拡大時にも安定供給に支障を来さないよう安全在庫を確保するための大きな
投資が必要となる一方で、感染が拡大しなければ大量の廃棄が生じるハイリスクの事業である。保険
財政への影響のみならず、感染症治療薬の特殊性やイノベーション推進を踏まえたバランスのとれた対
応を行うべき。
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