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資料6   先進医療Bの試験実施計画の変更について(告示番号65) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30996.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第145回 2/9)《厚生労働省》
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先進医療Bの試験実施計画の変更について
【申請医療機関】
熊本大学病院
【先進医療告示番号と名称】
大臣告示番号 B65 生体肝移植術
【適応症】
切除が不可能な肝門部胆管がん
【試験の概要】
被験者は切除不能な肝門部領域胆管癌症例とする。同症例に対して治療選択、
予期される経過について説明を行ったうえで、肝移植を行った際に期待される
治療成績について海外のデータをもとに説明する。加えて本邦においては本疾
患が肝移植保険適用や脳死移植の基準外のため生体ドナーが必要となる旨も説
明する。ドナーリスク、費用(入院治療費が私費となること)につき説明をし
た上で本治療を希望され、生体ドナー希望者が存在する症例をデータベースへ
と登録する。生体肝移植の準備が整うまでの間、腫瘍の進行を抑制するための
術前治療(薬物療法または放射線治療)を少なくとも3ヶ月以上行い、その後
に腫瘍マーカーの値および画像評価で病勢の進行がないことを確認する。生体
ドナーの評価を行い適格であった症例に、リンパ節転移及び腹膜播種を確認
し、陰性の症例に対して生体肝移植を施行する。なお、術前治療が著効して
「切除可能」と判定した場合は非移植群に移行する(本研究の申請時点では可
能性は極めて低いが、将来の治療法の進歩によっては想定しうるため)。周術
期の安全性並びにその後の臨床経過を3年間にわたり追跡し、再発率、生存率
を評価する。
【実施期間】
被験者登録期間:2022 年9月1日から 2027 年8月 31 日まで
研究実施期間:2022 年9月1日から 2031 年8月 31 日まで
【予定症例数】
20 症例