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2023年第5週(1月30日~2月5日; 2月6日現在)掲載日:2023年2月14日 (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第5週(1月30日-2月5日、2月6日現在)(2/14)《国立感染症研究所》
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中国地方の 312 人で、他の地域は 300 人を下回っている。全症例の 48%を関東地方と近畿地方が
占めている。関東地方は、第 1 週は 30%、第 2 週は 30%、第 3 週は 31%、第 4 週は 32%、第 5 週
は第 31%であった。近畿地方は、第 1 週は 16%、第 2 週は 16%、第 3 週は 17%、第 4 週は 17%、
第 5 週は 17%であった。
新規症例報告数の前週比は、すべての地域で 1 を下回った。前週比として、最も減少したのは関東、次
いで東海であった。人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 5 週では、人口 10 万対 88.3
人の減少であった。最も減少したのは中国地方で、120 人の減少、最も減少が少なかったのは、沖縄県
で 53 人の減少であった。
地域別の新規に届け出された診断時中等症以上及び重症であった症例においては、第 5 週は、北陸地
方で共に微増し、重症の症例においては東海地方で微増した。その他の地域では、中等症以上及び重症
の症例は微減~減少した(沖縄県では、重症の症例は第4、5週は0例)。ただし、直近の週は過小評価さ
れている場合があり、前週との比較においては、遅れ報告を考慮するのが重要である。中等症以上、重
症の症例はレベルとしては、全ての地域で第 7 波のピークレベルを下回っている。
まとめ:第 5 週は、新規症例報告数は減少し、全ての年齢群と全ての地域で減少した。検査数、新規陽
性者数、検査陽性率も全て減少した。遅れ報告を考慮した新規の中等症以上及び重症の症例も減少し、
新規の入院例においても減少した。今後も複数の指標を用いて、状況・疫学の変化を迅速に捉え、リス
ク評価と適切な対応につなげることが重要である。

レベル*











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少
減少

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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