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2023年第6週（2月6日～2月12日； 2月13日現在）掲載日：2023年2月20日 (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html |
| 出典情報 | 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第6週（2月6日－2月12日、2月13日現在）（2／20）《国立感染症研究所》 |
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し難い傾向であり、また、流行が減少した際に想定される傾向である（感染を疑ったために実施する検
査数も減り、検査を行った場合、結果が陽性である割合も減少する）。
より重症な入院例の指標は、少し過去の罹患を反映する傾向があるが、軽症例・無症候例と比較して、
受診・検査行動の変化の影響を受けにくい。第 6 週に新規に届出された診断時中等症以上の症例は
274 人、重症例は 64 人であった。前週と比して、中等症以上例、重症例は共に減少傾向であった。ま
た、遅れ報告を考慮し、2 月 6 日現在の第 5 週の値と比較した場合も、第 6 週の中等症以上及び重症
の症例は共に減少であった。なお、年齢群別では、中等症以上及び重症の症例においては、40 歳未満
の年齢群では１０例以下で微増・微減・横ばい、40－59 歳の年齢群では微増～横ばい、60 歳以上の
年齢群で減少した。レベルとしては、中等症以上・重症の症例ともに、全ての年齢群で第 7 波のピークレ
ベルを大きく下回っている。
新規の入院例においては、第 41 週以降増加傾向であったたが、2023 年第 2 週以降漸減し、全ての
年齢群でも減少が見られた。なお、直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比較において
は、遅れ報告を考慮するのが重要であるが、２月 13 日現在でも第２週以降は、減少傾向であった。レベ
ルとしては、全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを下回っている。
全国の入院治療等を要する COVID-19 の入院患者群の推移については、第 4４週以降増加傾向にあ
り、一時的に第 52 週～2023 年第 1 週は減少し、第 2 週は再度増加したが、その後は減少傾向であ
る。入院中の重症者数においては、2022 年第 43 週以降上昇傾向が続いていたが、第３週以降減少
している。重症者のレベルとしては、第 7 波のピークレベルを下回っている。
NPO 法人日本 ECMOnet が集計する Extracorporeal Membrane Oxygenation (ECMO)/
人工呼吸器装着数においては、開始日で集計されている週ごとのそれぞれの開始数を公表している。
新規の人工呼吸器、ECMO の開始数は、それぞれ８例と０例であった。人工呼吸器の開始数は、第 1 週
は増加したが、第 2 週以降は再び減少傾向となった。ECMO の開始数は、第 2 週に大きく低下後、微
増微減を繰り返し、第６週は０例であった。ECMO 装着中の全国の COVID-19 患者数においては、第
46 週以降微増微減を繰り返しながら増加傾向であったが、第 3 週をピークに微減したのち、第 5 週か
ら横ばいである。入院中の COVID-19 重症例における人工呼吸器装着中の患者数においては、第 44
週頃から微増傾向であったが第 2 週をピークに減少傾向である。ECMO/人工呼吸器装着数の最新の
状況と詳細に関しては、NPO 法人日本 ECMOnet の https://crisis.ecmonet.jp/ を参照いただ
きたい。
新規症例の発生から死亡までは、長いタイムラグが想定される。死亡者数においては、第 44 週以降増
加傾向であったが、第 2 週をピークに減少傾向である。直近 5 週間では、第 2 週は 2,857 人、第 3
週は 2,690 人、第 4 週は 2,270 人、第 5 週は 1,838 人、第 6 週は 1,218 人であった。
2023 年第 6 週の新規症例報告数のレベルは、人口 10 万対 158 人であった。人口当たり年齢群別
新規症例報告数は、5-9 歳が最多、70 代が最少であった。なお、新規症例報告数が最も多い年齢群は、
40 代であった。小児と 10 代の傾向としては、0-4 歳、5-9 歳、10 代の人口 10 万対新規症例報告
数はそれぞれ 270、340、231（それぞれ報告された全症例の 6.2%、8.9%、13%）であった。
新規報告者数合計の前週比は 0.68 であった。年齢群ごとの前週比は、中央値：0.69、範囲：0.64〜
0.71 倍とすべての年齢群で新規症例報告数は減少した。また、直近の週は過小評価される傾向がある
が、2 月 13 日現在の第 6 週の値と 2 月 6 日現在の第 5 週の値と比較すると、中央値：0.69、範囲：
0.64〜0.71 倍と同様であった。直近 5 週間の前週比は、第 2 週は 0.75、第 3 週は 0.68、第 4 週
は 0.65、第 5 週は 0.72、第 6 週は 0.68 であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差は、第 6 週は、-73.1 であった。５－９歳で最も減少し、184 人
の減少（５２４から３４０人）を認め、７0 代の年齢群で最も減少が少なく、3１人の減少を認めた。他の年
齢群では、人口 10 万対４０人から 153 人の減少を認めた。
地域別：第 6 週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、四国地方で最も高く 237 人、次に
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査数も減り、検査を行った場合、結果が陽性である割合も減少する）。
より重症な入院例の指標は、少し過去の罹患を反映する傾向があるが、軽症例・無症候例と比較して、
受診・検査行動の変化の影響を受けにくい。第 6 週に新規に届出された診断時中等症以上の症例は
274 人、重症例は 64 人であった。前週と比して、中等症以上例、重症例は共に減少傾向であった。ま
た、遅れ報告を考慮し、2 月 6 日現在の第 5 週の値と比較した場合も、第 6 週の中等症以上及び重症
の症例は共に減少であった。なお、年齢群別では、中等症以上及び重症の症例においては、40 歳未満
の年齢群では１０例以下で微増・微減・横ばい、40－59 歳の年齢群では微増～横ばい、60 歳以上の
年齢群で減少した。レベルとしては、中等症以上・重症の症例ともに、全ての年齢群で第 7 波のピークレ
ベルを大きく下回っている。
新規の入院例においては、第 41 週以降増加傾向であったたが、2023 年第 2 週以降漸減し、全ての
年齢群でも減少が見られた。なお、直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比較において
は、遅れ報告を考慮するのが重要であるが、２月 13 日現在でも第２週以降は、減少傾向であった。レベ
ルとしては、全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを下回っている。
全国の入院治療等を要する COVID-19 の入院患者群の推移については、第 4４週以降増加傾向にあ
り、一時的に第 52 週～2023 年第 1 週は減少し、第 2 週は再度増加したが、その後は減少傾向であ
る。入院中の重症者数においては、2022 年第 43 週以降上昇傾向が続いていたが、第３週以降減少
している。重症者のレベルとしては、第 7 波のピークレベルを下回っている。
NPO 法人日本 ECMOnet が集計する Extracorporeal Membrane Oxygenation (ECMO)/
人工呼吸器装着数においては、開始日で集計されている週ごとのそれぞれの開始数を公表している。
新規の人工呼吸器、ECMO の開始数は、それぞれ８例と０例であった。人工呼吸器の開始数は、第 1 週
は増加したが、第 2 週以降は再び減少傾向となった。ECMO の開始数は、第 2 週に大きく低下後、微
増微減を繰り返し、第６週は０例であった。ECMO 装着中の全国の COVID-19 患者数においては、第
46 週以降微増微減を繰り返しながら増加傾向であったが、第 3 週をピークに微減したのち、第 5 週か
ら横ばいである。入院中の COVID-19 重症例における人工呼吸器装着中の患者数においては、第 44
週頃から微増傾向であったが第 2 週をピークに減少傾向である。ECMO/人工呼吸器装着数の最新の
状況と詳細に関しては、NPO 法人日本 ECMOnet の https://crisis.ecmonet.jp/ を参照いただ
きたい。
新規症例の発生から死亡までは、長いタイムラグが想定される。死亡者数においては、第 44 週以降増
加傾向であったが、第 2 週をピークに減少傾向である。直近 5 週間では、第 2 週は 2,857 人、第 3
週は 2,690 人、第 4 週は 2,270 人、第 5 週は 1,838 人、第 6 週は 1,218 人であった。
2023 年第 6 週の新規症例報告数のレベルは、人口 10 万対 158 人であった。人口当たり年齢群別
新規症例報告数は、5-9 歳が最多、70 代が最少であった。なお、新規症例報告数が最も多い年齢群は、
40 代であった。小児と 10 代の傾向としては、0-4 歳、5-9 歳、10 代の人口 10 万対新規症例報告
数はそれぞれ 270、340、231（それぞれ報告された全症例の 6.2%、8.9%、13%）であった。
新規報告者数合計の前週比は 0.68 であった。年齢群ごとの前週比は、中央値：0.69、範囲：0.64〜
0.71 倍とすべての年齢群で新規症例報告数は減少した。また、直近の週は過小評価される傾向がある
が、2 月 13 日現在の第 6 週の値と 2 月 6 日現在の第 5 週の値と比較すると、中央値：0.69、範囲：
0.64〜0.71 倍と同様であった。直近 5 週間の前週比は、第 2 週は 0.75、第 3 週は 0.68、第 4 週
は 0.65、第 5 週は 0.72、第 6 週は 0.68 であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差は、第 6 週は、-73.1 であった。５－９歳で最も減少し、184 人
の減少（５２４から３４０人）を認め、７0 代の年齢群で最も減少が少なく、3１人の減少を認めた。他の年
齢群では、人口 10 万対４０人から 153 人の減少を認めた。
地域別：第 6 週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、四国地方で最も高く 237 人、次に
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