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2023年第7週(2月13日~2月19日; 2月20日現在)掲載日:2023年2月27日 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第7週(2月13日-2月19日、2月20日現在)(2/27)《国立感染症研究所》 |
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明し難い傾向であり、また、流行が減少した際に想定される傾向である(感染を疑ったために実施する
検査数も減り、検査を行った場合、結果が陽性である割合も減少する)。
より重症な入院例の指標は、少し過去の罹患を反映する傾向があるが、軽症例・無症候例と比較して、
受診・検査行動の変化の影響を受けにくい。第 7 週に新規に届出された診断時中等症以上の症例は
213 人、重症例は 59 人であった。前週と比して、中等症以上、重症例は共に減少傾向であった。また、
遅れ報告を考慮し、2 月 13 日現在の第 6 週の値と比較した場合も、第 7 週の中等症以上及び重症の
症例は共に減少であった。なお、年齢群別では、中等症以上の症例、重症の症例ともに、40 歳未満の年
齢群では低いレベルで微増・微減・横ばい、40-59 歳で微減、60 歳以上の年齢群で減少した。レベル
としては、中等症以上・重症の症例ともに、全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを大きく下回ってい
る。
新規の入院例においては、第 41 週以降増加傾向であったが、2023 年第 2 週以降に漸減し、全ての
年齢群でも減少が見られた。なお、直近の週は過小評価されている場合があるが、2 月 20 日現在でも
第 2 週以降は減少傾向であった。レベルとしては全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを下回ってい
る。
全国の入院治療等を要する COVID-19 の入院患者群の推移については、第 44 週以降増加傾向にあ
り、一時的に第 52 週~2023 年第 1 週は減少し、第 2 週は再度増加したが、その後減少傾向である。
入院中の重症者数においても、2022 年第 43 週以降上昇傾向が続いていたが、第 3 週以降減少傾
向である。重症者のレベルとしては、第 7 波のピークレベルを下回っている。
NPO 法人日本 ECMOnet が集計する Extracorporeal Membrane Oxygenation (ECMO)/
人工呼吸器装着数においては、開始日で集計されている週ごとのそれぞれの開始数を公表している。
新規の人工呼吸器、ECMO の開始数は、それぞれ 0 例であった。人工呼吸器の開始数は、第 1 週は増
加したが、第 2 週以降は減少傾向が続いている。ECMO の開始数は、第 2 週に大きく低下後、微増微
減を繰り返し、第7週は0例であった。ECMO 装着中の全国の COVID-19 患者数においては、第 46
週以降微増微減を繰り返しながら増加傾向であったが、第 3 週をピークに微減したのち、第 5 週から
横ばいである。入院中の COVID-19 重症例における人工呼吸器装着中の患者数においては、第 44
週頃から微増傾向であったが、第 2 週をピークに減少傾向が持続している。ECMO/人工呼吸器装着
数の最新の状況と詳細に関しては、NPO 法人日本 ECMOnet の https://crisis.ecmonet.jp/ を
参照いただきたい。
新規症例の発生から死亡までは、長いタイムラグが想定される。死亡者数においては、第 44 週以降増
加傾向であったが、第 2 週をピークに減少している。直近 5 週間では、第 3 週は 2,690 人、第 4 週は
2,270 人、第 5 週は 1,838 人、第 6 週は 1,218 人、第 7 週は 991 人であった。
2023 年第 7 週の新規症例報告数のレベルは、人口 10 万対 113 人であった。人口当たり年齢群別
新規症例報告数は、5-9 歳が最多、70 代が最少であった。なお、新規症例報告数が最も多い年齢群は、
40 代であった。小児と 10 代の傾向としては、0-4 歳、5-9 歳、10 代の人口 10 万対新規症例報告
数はそれぞれ 188、228、164(それぞれ報告された全症例の 6.1%、8.4%、12.9%)であった。
新規報告者数合計の前週比は 0.71 であった。年齢群ごとの前週比は、中央値:0.72、範囲:0.67〜
0.75 倍とすべての年齢群で新規症例報告数は減少した。また、直近の週は過小評価される傾向があ
るが、2 月 20 日現在の第 7 週の値と 2 月 13 日現在の第 6 週の値を比較すると、中央値:0.72、範
囲:0.67〜0.75 倍と同様であった。直近 5 週間の前週比は、第 3 週は 0.68、第 4 週は 0.65、第 5
週は 0.72、第 6 週は 0.68、第 7 週は 0.71 であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差は、第 7 週は、-46人であった。5-9 歳で最も減少し、112 人
の減少(340 から 228 人)を認め、最も減少の少なかったのは 70 代の年齢群で 20 人の減少を認め
た。他の年齢群では、人口 10 万対 24 人から 82 人の減少を認めた。
地域別:第 7 週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、四国地方で最も高く 179 人、次に
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検査数も減り、検査を行った場合、結果が陽性である割合も減少する)。
より重症な入院例の指標は、少し過去の罹患を反映する傾向があるが、軽症例・無症候例と比較して、
受診・検査行動の変化の影響を受けにくい。第 7 週に新規に届出された診断時中等症以上の症例は
213 人、重症例は 59 人であった。前週と比して、中等症以上、重症例は共に減少傾向であった。また、
遅れ報告を考慮し、2 月 13 日現在の第 6 週の値と比較した場合も、第 7 週の中等症以上及び重症の
症例は共に減少であった。なお、年齢群別では、中等症以上の症例、重症の症例ともに、40 歳未満の年
齢群では低いレベルで微増・微減・横ばい、40-59 歳で微減、60 歳以上の年齢群で減少した。レベル
としては、中等症以上・重症の症例ともに、全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを大きく下回ってい
る。
新規の入院例においては、第 41 週以降増加傾向であったが、2023 年第 2 週以降に漸減し、全ての
年齢群でも減少が見られた。なお、直近の週は過小評価されている場合があるが、2 月 20 日現在でも
第 2 週以降は減少傾向であった。レベルとしては全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを下回ってい
る。
全国の入院治療等を要する COVID-19 の入院患者群の推移については、第 44 週以降増加傾向にあ
り、一時的に第 52 週~2023 年第 1 週は減少し、第 2 週は再度増加したが、その後減少傾向である。
入院中の重症者数においても、2022 年第 43 週以降上昇傾向が続いていたが、第 3 週以降減少傾
向である。重症者のレベルとしては、第 7 波のピークレベルを下回っている。
NPO 法人日本 ECMOnet が集計する Extracorporeal Membrane Oxygenation (ECMO)/
人工呼吸器装着数においては、開始日で集計されている週ごとのそれぞれの開始数を公表している。
新規の人工呼吸器、ECMO の開始数は、それぞれ 0 例であった。人工呼吸器の開始数は、第 1 週は増
加したが、第 2 週以降は減少傾向が続いている。ECMO の開始数は、第 2 週に大きく低下後、微増微
減を繰り返し、第7週は0例であった。ECMO 装着中の全国の COVID-19 患者数においては、第 46
週以降微増微減を繰り返しながら増加傾向であったが、第 3 週をピークに微減したのち、第 5 週から
横ばいである。入院中の COVID-19 重症例における人工呼吸器装着中の患者数においては、第 44
週頃から微増傾向であったが、第 2 週をピークに減少傾向が持続している。ECMO/人工呼吸器装着
数の最新の状況と詳細に関しては、NPO 法人日本 ECMOnet の https://crisis.ecmonet.jp/ を
参照いただきたい。
新規症例の発生から死亡までは、長いタイムラグが想定される。死亡者数においては、第 44 週以降増
加傾向であったが、第 2 週をピークに減少している。直近 5 週間では、第 3 週は 2,690 人、第 4 週は
2,270 人、第 5 週は 1,838 人、第 6 週は 1,218 人、第 7 週は 991 人であった。
2023 年第 7 週の新規症例報告数のレベルは、人口 10 万対 113 人であった。人口当たり年齢群別
新規症例報告数は、5-9 歳が最多、70 代が最少であった。なお、新規症例報告数が最も多い年齢群は、
40 代であった。小児と 10 代の傾向としては、0-4 歳、5-9 歳、10 代の人口 10 万対新規症例報告
数はそれぞれ 188、228、164(それぞれ報告された全症例の 6.1%、8.4%、12.9%)であった。
新規報告者数合計の前週比は 0.71 であった。年齢群ごとの前週比は、中央値:0.72、範囲:0.67〜
0.75 倍とすべての年齢群で新規症例報告数は減少した。また、直近の週は過小評価される傾向があ
るが、2 月 20 日現在の第 7 週の値と 2 月 13 日現在の第 6 週の値を比較すると、中央値:0.72、範
囲:0.67〜0.75 倍と同様であった。直近 5 週間の前週比は、第 3 週は 0.68、第 4 週は 0.65、第 5
週は 0.72、第 6 週は 0.68、第 7 週は 0.71 であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差は、第 7 週は、-46人であった。5-9 歳で最も減少し、112 人
の減少(340 から 228 人)を認め、最も減少の少なかったのは 70 代の年齢群で 20 人の減少を認め
た。他の年齢群では、人口 10 万対 24 人から 82 人の減少を認めた。
地域別:第 7 週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、四国地方で最も高く 179 人、次に
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