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新型コロナウイルス感染症の5類感染症への変更後の発熱外来診療体制の維持・充実に向けて(協力要請) (1 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011065.html
出典情報 日本医師会 定例記者会見(3/1)《日本医師会》
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⽇医発 2235 号(地域)
(健Ⅱ)
令和 5 年 2 ⽉ 28 ⽇
都道府県医師会⻑
郡市区医師会⻑

殿
殿
公益社団法⼈⽇本医師会
会⻑









(公印省略)

新型コロナウイルス感染症の5類感染症への変更後の発熱外来診療体制の
維持・充実に向けて(協⼒要請)
貴会におかれましては、令和 2 年以降、⼤変困難な状況下において新型コロナウイルス感
染症に対応いただき厚く御礼申し上げます。
ご⾼承の通り、新型コロナウイルス感染症は、本年 5 ⽉ 8 ⽇を以て 5 類感染症へ変更さ
れることとなっております。
類型の変更後には、新規感染者数が過去の感染拡⼤を⼤幅に超える事態も想定され、現在
のおよそ 42,000 診療所・病院による発熱外来診療体制を維持しつつ、例えばこれまで季節
性インフルエンザの検査・診療を⾏ってきた医療機関であってコロナ対応をされていない施
設のご参画により体制を強化することが⾮常に重要となると考えております。
また実際には、すでに多くの診療・検査医療機関では、普段は⾃院に通院していない患者
にも充分対応しておられます。今後は地域を⾯として、より多くの医療機関に、普段は⾃院
に通院していない患者も含め、幅広くご対応いただくことが不可⽋です。

もちろん⽇本医師会といたしましても、岸⽥⽂雄内閣総理⼤⾂への要望、加藤勝信厚⽣労
働⼤⾂との意⾒交換や全国知事会との共同声明等において、これまでコロナ対応を担ってき
た医療機関の対応⼒を損なうことがないよう⽀援をすること、これから新たにご対応いただ
く医療機関に対してもしっかりと対策等が講じられるよう⽀援すること、また、類型変更後
も地⽅⾃治体が何らかの形で必要な⼊院調整を担うことなどを主張しており、こうした活動
は今後も継続してまいる所存です。