よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-7○在宅自己注射について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00177.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第540回 3/8)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

中 医 協

総 - 7

保険医が投与することができる注射薬 5 . 3 .
(処方箋を交付することができる注射薬)
及び
在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案)


在宅自己注射の対象薬剤に係る運用基準(令和2年12月23日中医協総会において
承認)及び学会からの要望書等を踏まえ、以下の薬剤について、保険医が投与すること
ができる注射薬及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加してはどうか。
1.チルゼパチド
【販売名】
マンジャロ皮下注2.5mgアテオス、同皮下注5mgアテオス、同皮下注7.5mgアテオス、
同皮下注10mgアテオス、同皮下注12.5mgアテオス、同皮下注15mgアテオス
【効能・効果】
2型糖尿病
【用法・用量】
通常、成人には、チルゼパチドとして週1回5mgを維持用量とし、皮下注射する。
ただし、週1回2.5mgから開始し、4週間投与した後、週1回5mgに増量する。
なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、週1回5mgで効果不十分な場合は、
4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量できる。ただし、最大用量は週1回15mgまでと
する。
【薬理作用】
本剤はGIP受容体及びGLP-1受容体のアゴニストであり、両受容体に結合して活性
化することで、グルコース濃度依存的にインスリン分泌を促進させる。
本剤はC20脂肪酸側鎖を含む39個のアミノ酸からなるペプチドであり、内因性ア
ルブミンと結合して消失半減期が延長することにより作用が持続する。
【主な副作用】
低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めま
い、嘔気、視覚異常等)、急性膵炎、注射部位反応(紅斑、そう痒感、疼痛、腫脹
等)等。
また、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤との併用時に重篤な低血糖症状が
あらわれ意識消失を来す例も報告されている。
【承認状況】
令和4年9月

薬事承認

1