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資料3-11 砂川先生提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第73回 2/24)《厚生労働省》
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オミクロン株を含み感染性を増しているCOVID-19流
行時の感染者数減少に寄与する接触者調査とは
• 流行初期、感染拡大が落ち着いてきた時期の感染スピードの低減、封じ込めには接触者調査は効果的

• 流行極期であっても家庭内濃厚接触者に対する対応(行動制限の依頼)は共通して有効。ただし、流行極期では濃厚接触者の
同定・接触者調査全体が占める効果は低い
• 実施困難な地域では「一時的に」濃厚接触者の確認を全て止めることでもやむなし(広報による濃厚接触者と見なされる
方への注意喚起徹底が代用。医療機関や高齢者施設等で重症化リスクを抱えた接触者を特定した健康監視強化を目的とし
た重点化は必要)
• 一旦重点化した後でも、流行が低減してきた時期ではタイミングを見計らい、接触者調査を再開出来ることが重要
• 気を付けるべき点として、一度完全に(調査を)止めたところは、流行のレベルが下がっても調査を再開出来る状況に
中々戻らないところが多い
• 同じ自治体内であっても流行状況は地域(保健所単位等)で大きく異なる場合が少なくなく、地域レベルの流行状況の評価を
する必要有り(指標等については分析中)

• 上記の提案については、例えばオミクロン株のそもそもの病原性をどう捉えるか、ワクチン接種による免疫獲得状況、人々の
行動抑制状況の影響、BSC(Best Supportive Care)対象者の死亡に対する社会の受け止め、等を考慮していない

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