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感染症週報 2023年第9週(2月27日-3月5日) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html |
出典情報 | 感染症週報 2023年第9週(2月27日-3月5日)(3/17)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2023年 第9週
(2月27日〜 3月5日)
:通巻第25巻 第9号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第9週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
10.17
咽頭結膜熱
0.15
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.48
感染性胃腸炎
5.95
水痘
0.06
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.21
ヘルパンギーナ
0.04
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.19
マイコプラズマ肺炎
0.01
0.64
-0.87
-1.17
1.34
-1.21
-0.50
-0.81
-1.89
2.62
-0.84
1.68
-0.92
-0.95
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
〜
〜
インフルエンザ
-2.83
3.91
定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位3位は石川県
(33.77)、岩手県
(33.37)、富山県(26.25)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報
告数は208例と前週と比較して減少した。都道府県別では40都道府県から報告があり、年齢別
では0歳(9例)、1〜9歳(103例)、10代(16例)、20代(3例)、30代(6例)、40代(1例)、50代
(3例)、60代(8例)、70代(20例)、80歳以上(39例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は北海道(1.73)、佐
賀県(1.48)、新潟県(1.09)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 3 位は福井県
(0.61)、宮崎県(0.47)、三重県(0.42)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は長崎
県(2.12)、岩手県(1.55)、福岡県(1.51)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該
週、後週)
と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は愛媛県(13.78)、大分県(11.67)、富山
県(11.24)である。
手足口病の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は沖縄県(2.69)、佐賀
県(0.57)、福井県(0.43)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 2 位は徳島県
(0.04)、奈良県(0.03)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較して
かなり多い。都道府県別の上位3位は熊本県(0.58)、宮崎県(0.39)、佐賀県(0.35)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は長崎県(0.12)、山形
県(0.10)、佐賀県(0.09)、沖縄県(0.09)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は青森県
(0.17)、高知県(0.13)、和歌山県(0.09)である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加した。7都道府県から9例報告
があり、年齢別では0歳(2例)、1〜4歳(5例)、5〜9歳(1例)、70歳以上(1例)であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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2023年 第9週
(2月27日〜 3月5日)
:通巻第25巻 第9号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第9週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
10.17
咽頭結膜熱
0.15
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.48
感染性胃腸炎
5.95
水痘
0.06
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.21
ヘルパンギーナ
0.04
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.19
マイコプラズマ肺炎
0.01
0.64
-0.87
-1.17
1.34
-1.21
-0.50
-0.81
-1.89
2.62
-0.84
1.68
-0.92
-0.95
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
〜
〜
インフルエンザ
-2.83
3.91
定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位3位は石川県
(33.77)、岩手県
(33.37)、富山県(26.25)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報
告数は208例と前週と比較して減少した。都道府県別では40都道府県から報告があり、年齢別
では0歳(9例)、1〜9歳(103例)、10代(16例)、20代(3例)、30代(6例)、40代(1例)、50代
(3例)、60代(8例)、70代(20例)、80歳以上(39例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は北海道(1.73)、佐
賀県(1.48)、新潟県(1.09)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 3 位は福井県
(0.61)、宮崎県(0.47)、三重県(0.42)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は長崎
県(2.12)、岩手県(1.55)、福岡県(1.51)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該
週、後週)
と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は愛媛県(13.78)、大分県(11.67)、富山
県(11.24)である。
手足口病の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は沖縄県(2.69)、佐賀
県(0.57)、福井県(0.43)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 2 位は徳島県
(0.04)、奈良県(0.03)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較して
かなり多い。都道府県別の上位3位は熊本県(0.58)、宮崎県(0.39)、佐賀県(0.35)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は長崎県(0.12)、山形
県(0.10)、佐賀県(0.09)、沖縄県(0.09)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は青森県
(0.17)、高知県(0.13)、和歌山県(0.09)である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加した。7都道府県から9例報告
があり、年齢別では0歳(2例)、1〜4歳(5例)、5〜9歳(1例)、70歳以上(1例)であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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