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感染症週報 2023年第10週(3月6日-3月12日) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html |
出典情報 | 感染症週報 2023年第10週(3月6日-3月12日)(3/27)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2023年 第10週
(3月6日〜 3月12日)
:通巻第25巻 第10号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第10週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
11.10
咽頭結膜熱
0.17
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.52
感染性胃腸炎
5.88
水痘
0.06
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.21
ヘルパンギーナ
0.05
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.20
マイコプラズマ肺炎
0.02
1.37
-0.73
-1.16
1.39
-1.32
-0.42
-0.78
〜
〜
-2.05
3.47
-0.92
0.08
-0.75
-0.95
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
平均+2SD
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
インフルエンザ
-2.83
定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。
都道府県別の上位3位は岩手県(26.03)、富山県(26.02)、石川県(25.08)である。基幹定点から
のインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は222例と前週と比較して増加した。都道
府県別では 40 都道府県から報告があり、年齢別では 0 歳(14 例)、1 〜 9 歳(113 例)、10 代
(23例)、20代(5例)、30代(4例)、40代(3例)、50代(2例)、60代(9例)、70代(16例)、80歳以
上(33例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は北海
道(1.79)、佐賀県(1.74)、鹿児島県(1.26)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.62)、富山県
(0.55)、佐賀県(0.43)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位
3位は鳥取県(1.84)、福岡県(1.81)、長崎県(1.80)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してや
や多い。都道府県別の上位3位は富山県(14.48)、大分県(14.11)、愛媛県(12.00)である。
手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(2.53)、福井県
(0.43)、島根県(0.35)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は青森県(0.07)、鹿児島県
(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都
道府県別の上位3位は熊本県(1.04)、佐賀県(0.39)、宮崎県(0.39)、大分県(0.19)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は岩手県(0.08)、愛媛
県(0.08)、静岡県(0.07)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では青森県(0.50)、沖縄県
(0.14)、高知県(0.13)、宮城県(0.08)、岩手県(0.05)、北海道(0.04)から報告があった。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。4都道府県から5例報告
があり、年齢別では1〜4歳(3例)、5〜9歳(2例)であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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2023年 第10週
(3月6日〜 3月12日)
:通巻第25巻 第10号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第10週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
11.10
咽頭結膜熱
0.17
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.52
感染性胃腸炎
5.88
水痘
0.06
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.21
ヘルパンギーナ
0.05
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.20
マイコプラズマ肺炎
0.02
1.37
-0.73
-1.16
1.39
-1.32
-0.42
-0.78
〜
〜
-2.05
3.47
-0.92
0.08
-0.75
-0.95
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
平均+2SD
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
インフルエンザ
-2.83
定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。
都道府県別の上位3位は岩手県(26.03)、富山県(26.02)、石川県(25.08)である。基幹定点から
のインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は222例と前週と比較して増加した。都道
府県別では 40 都道府県から報告があり、年齢別では 0 歳(14 例)、1 〜 9 歳(113 例)、10 代
(23例)、20代(5例)、30代(4例)、40代(3例)、50代(2例)、60代(9例)、70代(16例)、80歳以
上(33例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は北海
道(1.79)、佐賀県(1.74)、鹿児島県(1.26)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.62)、富山県
(0.55)、佐賀県(0.43)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位
3位は鳥取県(1.84)、福岡県(1.81)、長崎県(1.80)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してや
や多い。都道府県別の上位3位は富山県(14.48)、大分県(14.11)、愛媛県(12.00)である。
手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(2.53)、福井県
(0.43)、島根県(0.35)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は青森県(0.07)、鹿児島県
(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都
道府県別の上位3位は熊本県(1.04)、佐賀県(0.39)、宮崎県(0.39)、大分県(0.19)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は岩手県(0.08)、愛媛
県(0.08)、静岡県(0.07)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では青森県(0.50)、沖縄県
(0.14)、高知県(0.13)、宮城県(0.08)、岩手県(0.05)、北海道(0.04)から報告があった。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。4都道府県から5例報告
があり、年齢別では1〜4歳(3例)、5〜9歳(2例)であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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