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感染症週報 2023年第11週(3月13日-3月19日) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html |
出典情報 | 感染症週報 2023年第11週(3月13日-3月19日)(3/31)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2023年 第11週
(3月13日〜 3月19日)
:通巻第25巻 第11号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第11週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
8.42
咽頭結膜熱
0.17
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.52
感染性胃腸炎
5.36
水痘
0.08
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.23
ヘルパンギーナ
0.06
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.20
マイコプラズマ肺炎
0.03
1.58
-0.59
-1.10
1.09
-1.18
-0.35
-0.78
〜
〜
-1.74
4.46
-0.84
-0.21
-0.66
-0.82
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
〜
〜
〜
〜
インフルエンザ
-2.83
3.91
5.10
定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)
と比較してやや多
い。都道府県別の上位3位は新潟県(19.45)、富山県(18.42)、岩手県(16.73)である。基幹定点
からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は211例と前週と比較して減少した。
都道府県別では42都道府県から報告があり、年齢別では0歳(12例)、1〜9歳(109例)、10代
(21例)、20代(1例)、30代(4例)、40代(1例)、50代(3例)、60代(11例)、70代(13例)、80歳以
上(36例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は北海
道(2.11)、佐賀県(1.35)、鹿児島県(1.24)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は 2 週連続で増加した。都道府県別の上位 3 位は宮崎県
(0.47)、富山県(0.41)、大分県(0.39)、鹿児島県(0.39)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は
長崎県(1.84)、福岡県(1.65)、沖縄県(1.56)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第8週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比
較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(12.75)、鹿児島県(10.41)、愛媛県(10.38)で
ある。
手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(3.03)、
石川県(0.28)、高知県(0.22)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は沖縄県(0.06)、群馬県
(0.04)、福井県(0.04)、山口県(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかな
り多い。都道府県別の上位3位は熊本県(0.94)、佐賀県(0.83)、宮崎県(0.47)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は福井県(0.09)、石川
県(0.07)、鹿児島県(0.07)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は
青森県(0.50)、岡山県(0.20)、福島県(0.14)である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は2週連続で減少した。2都道府
県から3例報告があり、年齢別では40代(1例)、60代(1例)、70歳以上(1例)であった。
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2023年 第11週
(3月13日〜 3月19日)
:通巻第25巻 第11号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第11週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
8.42
咽頭結膜熱
0.17
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.52
感染性胃腸炎
5.36
水痘
0.08
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.23
ヘルパンギーナ
0.06
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.20
マイコプラズマ肺炎
0.03
1.58
-0.59
-1.10
1.09
-1.18
-0.35
-0.78
〜
〜
-1.74
4.46
-0.84
-0.21
-0.66
-0.82
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
SD:標準偏差
平均+2SD
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
〜
〜
〜
〜
インフルエンザ
-2.83
3.91
5.10
定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)
と比較してやや多
い。都道府県別の上位3位は新潟県(19.45)、富山県(18.42)、岩手県(16.73)である。基幹定点
からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は211例と前週と比較して減少した。
都道府県別では42都道府県から報告があり、年齢別では0歳(12例)、1〜9歳(109例)、10代
(21例)、20代(1例)、30代(4例)、40代(1例)、50代(3例)、60代(11例)、70代(13例)、80歳以
上(36例)であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は北海
道(2.11)、佐賀県(1.35)、鹿児島県(1.24)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は 2 週連続で増加した。都道府県別の上位 3 位は宮崎県
(0.47)、富山県(0.41)、大分県(0.39)、鹿児島県(0.39)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は
長崎県(1.84)、福岡県(1.65)、沖縄県(1.56)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第8週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比
較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(12.75)、鹿児島県(10.41)、愛媛県(10.38)で
ある。
手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(3.03)、
石川県(0.28)、高知県(0.22)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は沖縄県(0.06)、群馬県
(0.04)、福井県(0.04)、山口県(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかな
り多い。都道府県別の上位3位は熊本県(0.94)、佐賀県(0.83)、宮崎県(0.47)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は福井県(0.09)、石川
県(0.07)、鹿児島県(0.07)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は
青森県(0.50)、岡山県(0.20)、福島県(0.14)である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は2週連続で減少した。2都道府
県から3例報告があり、年齢別では40代(1例)、60代(1例)、70歳以上(1例)であった。
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