よむ、つかう、まなぶ。
感染症週報 2023年第12週(3月20日-3月26日) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2023.html |
出典情報 | 感染症週報 2023年第12週(3月20日-3月26日)(4/7)《国立感染症研究所》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
Infectious Diseases Weekly Report Japan
2023年 第12週
(3月20日〜 3月26日)
:通巻第25巻 第12号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第12週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
6.44
咽頭結膜熱
0.16
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.48
感染性胃腸炎
4.21
水痘
0.07
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.20
ヘルパンギーナ
0.06
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.16
マイコプラズマ肺炎
0.03
1.87
-0.63
-1.07
0.43
-1.28
-0.35
-0.79
〜
〜
-2.57
5.06
-0.97
0.33
-0.87
-0.79
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
平均+2SD
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
インフルエンザ
-2.83
定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較
してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(19.43)、山形県(16.75)、富山県(13.85)である。
基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は165例と前週と比較して
減少した。都道府県別では40都道府県から報告があり、年齢別では0歳(8例)、1〜9歳(76例)、
10代(21例)、20代(7例)、40代(2例)、50代(2例)、60代(5例)、70代(16例)、80歳以上(28例)
であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第9週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は北海道(1.81)、鹿児島県(1.35)、富山県(1.14)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(0.61)、鹿児島県
(0.59)、佐賀県(0.48)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は長崎
県(1.84)、福岡県(1.49)、鳥取県(1.26)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第8週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は大
分県(10.47)、鳥取県(9.21)、愛媛県(8.49)である。
手足口病の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(3.72)、
佐賀県(0.22)、高知県(0.19)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 2 位は鳥取県
(0.05)、新潟県(0.04)、島根県(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかな
り多い。都道府県別の上位3位は熊本県(0.71)、佐賀県(0.70)、福岡県(0.37)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(0.10)、長崎
県(0.09)、大分県(0.08)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は青森
県(1.33)、長崎県(0.17)、福島県(0.14)である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は3週連続で減少した。2都道府県か
ら3例報告があり、年齢別では5〜9歳(1例)、10代(1例)、70歳以上(1例)であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
5
2023年 第12週
(3月20日〜 3月26日)
:通巻第25巻 第12号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれています。ま
た、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期との比較(第12週)
定点当たり
報告数
インフルエンザ
6.44
咽頭結膜熱
0.16
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.48
感染性胃腸炎
4.21
水痘
0.07
手足口病
0.07
伝染性紅斑
0.01
突発性発しん
0.20
ヘルパンギーナ
0.06
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.16
マイコプラズマ肺炎
0.03
1.87
-0.63
-1.07
0.43
-1.28
-0.35
-0.79
〜
〜
-2.57
5.06
-0.97
0.33
-0.87
-0.79
平均-2SD
平均-1SD
平均
平均+1SD
平均+2SD
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
〜
〜
-3.05
2.95
2.73
インフルエンザ
-2.83
定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較
してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(19.43)、山形県(16.75)、富山県(13.85)である。
基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は165例と前週と比較して
減少した。都道府県別では40都道府県から報告があり、年齢別では0歳(8例)、1〜9歳(76例)、
10代(21例)、20代(7例)、40代(2例)、50代(2例)、60代(5例)、70代(16例)、80歳以上(28例)
であった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第9週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位
は北海道(1.81)、鹿児島県(1.35)、富山県(1.14)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(0.61)、鹿児島県
(0.59)、佐賀県(0.48)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は長崎
県(1.84)、福岡県(1.49)、鳥取県(1.26)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第8週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は大
分県(10.47)、鳥取県(9.21)、愛媛県(8.49)である。
手足口病の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(3.72)、
佐賀県(0.22)、高知県(0.19)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は 2 週連続で減少した。都道府県別の上位 2 位は鳥取県
(0.05)、新潟県(0.04)、島根県(0.04)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかな
り多い。都道府県別の上位3位は熊本県(0.71)、佐賀県(0.70)、福岡県(0.37)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(0.10)、長崎
県(0.09)、大分県(0.08)である。
基幹定点報告疾患
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は青森
県(1.33)、長崎県(0.17)、福島県(0.14)である。
感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は3週連続で減少した。2都道府県か
ら3例報告があり、年齢別では5〜9歳(1例)、10代(1例)、70歳以上(1例)であった。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
5